大阪市立小学校の現状 | あたま出版ブログ 禿頭席(とくとうせき)

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学テ結果最下位なら、来夏の賞与返上 大阪市長

全国学力テストの結果を教員の給与に反映させる方針を示している大阪市の吉村洋文市長は16日、来年のテストで全政令指定都市中最下位を脱することができなければ、自身の夏の賞与を全額返上すると明らかにした。

 吉村市長は「教員らに対して結果に責任を負うよう求める以上、自身もそうあるべきだ」と述べた。学力向上の指導をする教育委員会の担当者にも責任を持ってもらうとして、教員と同様にテスト結果が給与に反映する制度の構築を検討するとした。

 各学校の目標については一律に決めたいとしていたが、学校の実情や地域の特性なども考慮して個別に決める可能性にも言及した。

 大阪市は小学6年と中学3年を対象とした全国学力テストで、2年連続で全政令指定都市中最下位。市長は改善に向けた制度改革を進めるとしており、詳細は市長と市教委などでつくる「総合教育会議」で本年度内に結論を出す予定。

 

少し前のニュースです。

吉村市長は学力テストに重点を置いているようですが、保護者からすれば、重要なのは学力テストだけではありません。

 

いじめと言う名の犯罪(傷害、窃盗等)や適性を欠く教職員の存在、不登校の原因となる教職員の職務態度等についてもきちんと査定し、問題があれば賞与のカット、降格および分限免職は必要です。それが不満で辞める教職員はそもそも不要です。

 

大阪市内で人気のある公立の某小学校。学力、有名私学中学校等への進学率の高さが人気です。

人気の要因は保護者の意識の高さにあり、決して教職員が良いわけではありません。人気のある小中学校には子供の勉強等に関心が高い保護者がその学校区に引越しています。これは昔から変わりません。

 

繰り返しますが、決して教職員の質が良いわけではありません。

数十年前、私がその小学校にいた頃にはセクハラ教師や教材販売会社からの収賄で逮捕された教師もいました。

 

あれから数十年経った現在。

改善された面もあるでしょうけれど、民間では考えられないほどプロとしての意識が低く、驚くばかりです。大阪市の中でもトップクラスの人気校でさえ教師のレベルは異常なほど低く、驚きを禁じ得ません。

大きな問題が発生した際に話し合いの場を持ってもなかなか理解されず、何度も丁寧に説明し、やっと決まったことを平気で反故にしたり忘れていたりします。

 

古い言い方ですが、「親方日の丸」で解雇されることがなく民間であれば馘首されるような不手際があっても責任を問われないのですから、市長がいくら言っても効果は期待薄です。


6年ほど前、橋下徹市長時代の調査では、大阪市の職員113人が刺青を入れていて、そのうち教職員が10人もいました。カタギとはいえない連中がいるような自治体であり、長年ほったらかしにされてきたのです。

刺青を入れているような教職員は論外ですが、やる気や能力、資質に欠ける教師は教育現場から退場させるべきです。


大阪市は「教職員の人員不足で過労」云々だそうです。表面的にはそうかも知れません。しかし、不足しているのは、「まともな教職員」の数です。

 

これまで数十年間、歴代市長や教育委員会、行政担当部局、地方議員は何をしてきたのでしょう? 「何もしてこなかった」「そもそも何も見ず関心もなく、遊んでいた」と非難されても仕方ないでしょう。

 

現在いる教職員を辞めさせて、民間の予備校や塾講師、プロのスクールカウンセラー等に代わってもらう方が、よほどしっかりと実績を挙げるでしょう。