北朝鮮の金正日総書記の国葬に参列するため、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が22日、制裁で訪朝後の再入国が禁じられている許宗萬(ホジョンマン)責任副議長ら幹部6人の渡航と再入国を特例で認めるよう申請したことが政府関係者の話で分かった。政府は禁止措置を変更せずに即日、不許可とした。
藤村修官房長官は22日の会見で「金総書記死去で取り扱いを変更する特段の事情はない」と強調したが、政府内には「最高指導者の死去という特別の事情がある」と容認する声もあったという。
朝鮮総連は入港が禁止されている万景峰(マンギョンボン)号での渡航も画策していたが、時間的問題に加え、世論の強い反発があり、弔問での使用を断念。朝鮮総連の実質的トップの許氏を団長にした弔問団30人が空路北京経由で向かうことにしたが、今回の不許可で再考を迫られることになった。
先日、【金正日総書記死去】朝鮮総連、万景峰号入港と幹部訪朝を民主に打診 で書きましたが、朝鮮総連の要望に民主党政府がどのような対応をするかによって、民主党の危機意識や総連等との関係がわかります。
そして、今回の対応は至極真っ当な判断であると言えるでしょう。
北朝鮮がこちらの要求を飲まない以上、断固拒否して当然です。
今回の判断についてはやはり気になる点があります。
民主党内には「容認」の声があったということ。それも少数派とはいえごく一部ではなかったということに、民主党の暗部があると言えます。
そもそも、総連と関係のある議員だけでなく北朝鮮や拉致問題について一般常識レベルでの知識が不足している議員も決して「ごく一部」ではないのが、由々しき問題です。
柿本あつやホームページ
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