中国、人権対話に応じず EUが「失望」表明
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111221/chn11122122160009-n1.htm
2011.12.21 22:16 [中国]
北京の欧州連合(EU)代表部は21日、年内開催を予定していた中国とEUの今年2回目の人権対話が見送りになったと明らかにした。
EUの日程設定の呼び掛けに中国が応じなかったためで、EU代表部は声明で「失望した」と中国を非難した。
EU代表部によると、人権対話は1990年代から年2回のペースで開いているが、中国は昨年も2回目の開催に応じなかった。
今年は6月に1回目が北京で開かれ、少数民族問題などを協議。年後半に欧州で2回目を開くことで合意していた。
中国はEUに対中武器禁輸解除を求めているが、EU側が応じないことに不満を募らせているとみられる。
中国は以前、財政危機に陥った欧州を積極的に支援する考えを示していたが、外務省高官が最近、外貨準備で欧州を支援する考えがないと表明するなど冷淡な姿勢が目立っている。(共同)
加盟国に次々経済危機が起こり不安が広がっているEUに対し、中国は態度を変えたのでしょう。EUとの付き合いを見直し軸足を東へと移行しているのだと推察されます。
同時に、著しい成長を続けてきた中国経済にも陰りが見えており、外国を支援する余裕どころか自国の経済を維持するのに躍起とも考えられます。
金正日総書記の死去により隣国北朝鮮の情勢が不安定になるでしょうし、その対策にも取り組まなければならない中国。
年明けにも何らかの動きがあるでしょう。
柿本あつやホームページ
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