ブログがすぐにご無沙汰になってしまいます。
清水です。
先日、スポンサー契約をいただいている、中部土木株式会社様が作業されている工事現場を見学させていただきました。
本社のある愛知県近辺だけでなく、東京にも支社を持たれ、関東でも工事をされています。
スポーツというのはいくらやっても物理的なものが残ることはありませんが、工事というのは、必ず形として人の役に立つものです。
そういった意味で、自分たちのやっていることとは対極のお仕事の現場にお邪魔させていただけることは、本当に貴重な経験でした。
社会にとって絶対に必要なインフラを整えるお仕事と、極論社会にとって必要のない、スポーツに携わる自分。
まず第一に考えたことは、スポーツってなんなのだろう、そして、自分の存在価値って、なんなのだろうということでした。
現場を見ると考えられないほど壮大で、たくさんの方々が関わり合い、チームとなり、一つのプロジェクトを完成させるその様は、まさに圧巻です。
そしてそのお仕事の素晴らしさ、また現場で働く方々へのリスペクトは計り知れません。
東京オリンピックやメディアの演出によって、スポーツは素晴らしいものだという空気感が社会にはあるような気がします。
ただ僕達は自覚しなければなりません。
スポーツなんてそもそも無くても人間は死にはしませんし、スポーツを嫌いな人だっておそらくたくさんいるでしょう。
他の人よりちょっとスポーツができたから、この世界に入り、そういった人ばかりの環境で生活しているけれど、そうなると、国民みんながスポーツが素晴らしいと思っていると錯覚しがちな気がします。。。
決して卑下するわけではありませんが、現場にお邪魔して感じた事は、やはり冷静に、僕達のやる事は極論必要のない事だということです。
だからこそ、僕はもっと考えなければなりません。
そして努力をせねばなりません。
おそらく、意味のないこと、要は人生の余白的な部分を楽しめるのは、地球上で人間しかいないでしょう。
それは人間に知能があるからです。
その時点で、確かに意味のないことに価値はあるような気がしていて、そして意味のないことに全力になれるのも、人間だけです。
だからこそ、人はその姿に、心を動かされるような気がします。これは、僕がフラットにスポーツを見ていて思うことです。
結論、意味のない事に確かに価値はあるかもしれないけれど、そこに取り組み、本当に誰かから価値を感じてもらうためには、信じられないくらい努力しなければいけませんよ、という事だなあと改めて思いました。
自分の目線でばかり語ってしまいましたが、現場の方達やその仕事は僕が語るまでもなく、また僕が語るような立場にもないのであまり書きませんが、大変素晴らしいもので、冒頭にも述べましたが心の底からリスペクトしています。
自分の知らない世界や物事を知る事は、僕にとってとってもワクワクすることです。
たくさんのことや人、そしてその人達の考えや価値観を知ることで、僕は人に優しくなれる気がします。
そして、また新たに選択肢を持つことができるようになり、人生は豊かになると考えます。
貴重な経験をさせていただき本当に嬉しかったです。
そして、また新たな考えと、自覚が生まれました。
また、応援していただけることへの感謝はより一層強くなり、僕はさらに強くなれそうです。
少し前の事になってしまいましたが、対応いただいた現場の皆様、本当にありがとうございました。
作業着を着させていただきました(^^)