市川君は高校の後輩で、僕が大学生の時に教育実習で母校に行った時にバレー部に在籍していた選手です。
そんな縁のある選手と同じボールを追いかけられることは僕はとても嬉しく思います。
今、ビーチバレーのトップツアーに出場する選手は男女共にその殆どが関東を拠点に活動しているのが現状です。
NTCの強化拠点があることや、ビーチコートの数、そしてそもそも選手同士が切磋琢磨できることが一番大きいでしょう。
地方からは選手がいなくなる一方です。
そもそも僕自身も成長を求め、愛知から神奈川に拠点を移した一人でした。
そういった経緯があるので、僕は特に地元愛知県で、先輩方がつなげてくれたバトンは下の世代に繋げていきたいと思っています。
僕も上を目指す選手の姿を見て、同じように上を目指したいと思ったからです。
そういった選手がいなくなれば、きっとそこでぱたっと上を目指す選手が減ってしまうのは、地方の現状を見ても明白でしょう。
だからこそ僕達は先輩達がしてくれたように、こうして意欲のある若い世代と試合に出ることを選んでいます。
きっと彼らがさらに下の世代にバトンを渡していってくれるはずです。
今回はいつも僕が組んでいる村上選手も愛知の若手と出てくれています。
国体で4位になった経験のある19歳です。
彼は身長は高くないですが非凡なバレーセンスの持ち主で、非常に有望です。
昨日の試合では2勝し、今日の準決勝に駒を進めています。
プレッシャーをかけるわけではありませんが、僕はとてもとても期待しています。
今後僕もできる限りのサポートをしていきたいです。
今シーズンの大会はこれで終わりです。
たくさんの応援ありがとうございました。
今週末は愛知県でのMAGSカップ運営をしてきます。
こちらも普及活動の一環です。
それではまた!