練習パートナーが持っていたので練習は大丈夫だったけど。
その帰りにATMに寄ったら、荷物はリュックしか持っていないのに、それをそこに忘れて家に帰った。
練習着を洗濯しようとしたらリュックが無かった。
嘘だろ、と思いながらATMに戻るとしっかり置いてあった。
昨日スタンドで車に給油して、家に着いたら財布が無かった。
スタンドしか行ってないし、スタンドで確実に財布は出した。
スタンドに戻って店員に聞くが、届いてないと言う。
その場で車の中をもう一度探す。
給油した後に洗車機で洗車したのを思い出し、その周辺も探す。
ない。
するとそこにいたタクシーの運ちゃんが店員に何かを渡した。
すると店員が駆け寄ってきて「これかい?」と財布を渡してくれた。
そう、僕の財布だ。
(なぜ見つけた瞬間店員に渡さなかったんだよ)
と、若干不信感を覚えながらも、見つかった嬉しさで感謝しか無かった。
どうやら洗車機の前に落ちていたらしく、予想するに、給油したときに車の上に財布を置いてしまい、それを忘れたまま洗車機へ向かったようだ。
そして、洗車機の前で落ちた、と。
なんたる愚行だ。
そういえば同じようなことを過去に二回ほどしたことがある。
一回目はカバン。
二回目は靴だ。
カバンは信号待ち中に後ろの車がクラクションで教えてくれた。
靴は愛知から広島への移動の時で、片方が乗っかったまま、確か関西あたりの休憩で見つかった。
今回の財布に関しては、洗車せずにそのまま帰路についていたらと思うとゾッとする。
そしてどうせなら、車の上に乗ったまま財布も一緒に洗車機で洗われてビショビショになっていたらもっとオイシかったな、と思ってしまう自分はもうどうかしている。
そして財布を見つけた帰り道に小雨が降り出し、そして夜が明けた今日、豪快に雨が降っている。
僕はなんというタイミングで洗車したんだろうか。
またしても愚行である。
そんなこんなで僕はなんだかもうだめである。
そんな肌寒い秋の日。