僕はてんかん持ちです。
発症して以来31年もの間、いろいろな辛い経験もしてきました。
脳外科手術も受けて、やっとここまでやってこれました。
それでも今でもなお、てんかんと闘っています。
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数年前に発信したブログです。
何度か発信してますが、こういう情報を発信してる人あまりいないと思うので、改めて発信しますね。
「脳波が出てなければてんかんとは診断できない。」という話は、いまだによく聴きます。
「脳波が出てないんだからてんかんじゃない。」という誤解ですね。
脳波検査って、通常は、ニクロム線の先に電極を付けたものの電極側を、頭皮に数十本貼り付けて、出てくる脳波を
脳波計で読み取って表示するものです。
この検査結果で、「脳波が出てないから異常は無い。」と言われていても、
実際には明らかにてんかん発作と思われる症状が出る人は大勢います。
そしてその状態を、「これはてんかんではない。」とか「心因性非てんかん発作(PNES)だ。」とかって
診断する医師も多いんですよね。
それでも、「てんかんじゃない。」と診断されたら、抗てんかん薬は処方されないでしょう。
それで辛い思いをさせられたブロ友さんもいましたよ。
この方は、てんかん専門医のドクターショッピング後、てんかんと診断されて、抗てんかん薬服用で発作も落ち着いたんです。
僕の、てんかん専門医でもある主治医から言われたこと、ブログにも下のブログに詳しく書いてますが、
「てんかんがあっても、脳波は非常に微小なものしか出ない人、脳波が出ない人もいる。」ということです。
僕は脳波検査も、頭蓋内に電極を置いて(留置して)(※)受けたこともありますから、その経験から主治医の話の信憑性については、間違いないと思っています。
(※僕は完全開頭の脳外科手術(頭蓋内電極留置術)を受けて、頭蓋内脳波の検査も経験しています。)
てんかん発作を起こしていると思える症状なのに、脳波が出てないことを理由にてんかんと診断されないことに納得できない方、
その診断内容にモヤモヤしている方は、『日本てんかん学会』のホームページにあるてんかん専門医の一覧リストをご覧になり、
居住地から近い所の病院にいるてんかん専門医に診察を受けることをおすすめします。
(以前発信したブログ)
ご参考までにですが。