僕はてんかん持ちです。
発症して以来、20年以上経った今でもてんかんと闘っています。
最近、てんかんについて、「知らないことの怖さ」、「理解されない病気」、「見えない病気」の怖さを特に強く感じています。
あの落雷以降、発作は出るし、仕事に出れる体調じゃなくなってしまったので、様子見で昨日、今日と休んでいます。
そうは言っても、一人暮らしできてるし、こんな状態だとしても主治医には、「しんちゃんは入院はもう必要ないよ。」と言われてますからね。
入院が必要な状態だったら、会社だってきっと「一人暮らしは止めろ。」と言ってくるんでしょうね
それはいいとして本題・・
発作が出なければ、全体的な体調が落ちてるだけなので、無理すれば仕事もできる状態。
そんなわけで、最近訪問してなかった方のブログとか、別のサイトとかをいくつかのぞかせていただきました。
非常に腹立たしいものがあったので、紹介させていただきます。
正直言って、僕はかなり怒っています
(ここから下は、不快に思われる方は、スルーしてください。)
①「てんかんに効く特効薬(外用薬)がある。」
(信じられない話です。どこで聞いたかは知りませんが、てんかん持ちでも支援者でもない方のようで、受け売りの話です。)
・・みなさんを惑わすような話です。どうやって脳の中の、てんかんの元になってる傷や脳症を治せるんですか?
そんな特効薬があるなら、どうして僕は20年以上もてんかんと闘い続けなきゃいけないんですか!
誰が考えたって、「子供か?」と疑いたくなるような、幼稚で酷い話でした
こんないい加減な、医学的な証明なんて全くない話を書くこと自体、とても腹立たしい
②「子供がてんかんと診断され、発作で倒れたこともあるが、薬は飲ませていない。」
子供さんがあまりに可哀そうだ。
どこで調べたかは知らないけど、飲ませない理由は「副作用が出るから。将来のために身体に悪いから。」だそう。
そんな状態で、倒れるような発作が出たら、脳は委縮するし、成長にも支障をきたす可能性だってあるのに!
しかも、そんな状態で「夏の水浴びをさせたいから。」なんて平然と。。
単純な入浴でも危険なてんかん。入水中に発作が出たら、とりかえしのつかないことになる可能性だってあるのに!
いや、「可能性がある。」程度の危険性じゃないでしょう。何を考えてるんでしょうね
これじゃ、虐待ですよ
薬を飲んだからと言って、発作がすぐに止まるような病気じゃないが、こんな酷い人間に親を続ける権利などない!
てんかんがいかに「理解されない病気」か、「知らない病気」かってことです。
しかも、①、②両方とも、自分がてんかん持ちでないから、「理解できない」のはよくわかりますが・・
あまりに愚かな話だと思います