梅雨明けしてからの日射しが痛いほど照りつけています。
この時期はマンゴーの実が日焼けをおこしやすいので室温管理が最重要課題です。
例年遮光ネットをかけるのですが、ここまでの日照不足を補う為に遮光ネットを出来るだけ使わずに勝負してみようと思います。
多少リスクはありますが、不味い物を世に出す訳にはいかないのでそこは攻めの一手です。
ここ一週間ほど晴天が続いた影響で格段にいい色になってきました。
収穫までひと月足らず。
これから1日1日が勝負です。
日中40℃を越える暑さですが農家の皆さん頑張りましょうね。
この時期は栽培の暦では『玉肥』と呼ばれる追肥をするのが通例なのですが、無肥料の農園では自然に任せています。
果実を肥大させるための追肥は果実の食味に影響を与えるリスクがあります。
食べ比べてみないとなかなか理解してもらえないのですが、『土』の違いは明らかに食味に差が出ます。
おざき農園の土づくりの材料は『草』。
この日軽トラックに積んだのは、ご近所の庭から刈り取った草。
植生の良い場所は自ら伐採し、ごみ袋に集めてハウスの中で一年寝かせます。
これが土壌の昆虫や微生物、ミミズなどの働きであっという間に土に還っていきます。
本来の土の成り立ちをイメージすれば間違えない。そう確信を持って続けています。
収穫までひと月足らずですが、お問い合わせ下さいましたお客様、今しばらくお待ちください。