暗闇と光とその間も
車の運転中ふと付けたラジオから、
聞きなれない歌声が流れて来た。
久々に声と曲に素直に感動したから、
曲終わりの紹介に耳を傾けた。
「Beverly」
という今年日本でデビューされた、
フィリピンの方だった。
そこからアルバムの全曲を、
その日のうちに試聴した。
その中で「Never Ever」という曲の、
サビが僕の耳から離れなかったので、
キーを下げて早速カバーをしてみた。
日本人にはない、
歌詞とメロディの合わせ方と、
言葉のリズム感は、
カバーしないと気づけなかったと思う。
人の曲を歌うと最初に現れる壁がある。
「どうやってこれを自分の歌にしようか」
っていう壁が。
でも頭でモガくのは、
時間の無駄だと知ってるから、
原曲は程々に聞いて、
あとは50回ほど何度も何度も歌って、
自分の曲だと錯覚するまで練習する。
すると歌詞とメロディーが体の中で合致する瞬間が出てくる。
そのあとも何度も練習を繰り返してくと、
一曲丸々歌ってても違和感がなくなってくる。
そこに辿り着いたら、
そのテイクを採用してYouTubeにあげる。
きっと原曲を知ってる人は、
名残がなくて気持ち悪いかもしれない。
だけど名残がありすぎるモノは、
「カバー」
じゃなくて、
「コピー」
だと思ってる。
コピーにしか辿り着けなかった歌は、
YouTubeにあげないようにしてる。
だって、
本人に出せないものを、
僕がそっと出せた歌にこそ、
聞いてもらう価値があると思うから。
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だから人は夢を語り
10代・20代の頃よくライブに足を運び、
新譜が発売されるのをいつも心待ちにし、
全てのアルバムを買っていたのが、
「Dragon Ash」だった。
メンバーの死を乗り越え、
今年結成20周年を迎えた、
彼らの曲の中でも大好きな、
「Walk with Dreams」をカバーした。
日々ボイストレーナーをしてると、
10代・20代の子達から、
人生相談を受ける事が度々ある。
夢
人生
将来
才能
挑戦
音楽
色んな言葉を使って、
ひざとひざを突き合わせて、
何十分も問答を繰り返す。
いつも話し終わった時、
体と頭に疲れがドッと出るけど、
悩んでる人の姿と涙はやっぱ美しいな、
って思って笑みがこぼれる。
音楽と自分に本気で向き合い、
大切なものを得ようとしている姿は、
僕の背筋もピンとさせてくれる。
親になったからって、
30代になったからって、
僕はやっぱ諦める事はしたくない。
自分を誤魔化す事はしたくない。
だから、
夢を歌いたい。
バカにされてもいい。
後ろ指さされてもいい。
20代前半の時にそんな事は、
散々経験したからもう慣れている。
若い頃には持てなかった、
「身丈に会った自信」を今はつかめた。
それを持てた今、
目の前の唄に真摯に向き合い、
あの頃より高い完成度を目指して行くだけ。
それだけで楽しい。
プロを目指す気持ちがまだ無かった、
10代の頃と同じように今音楽と付き合えてる気がする。
20代の頃ずっと、
「音楽の事は好きじゃない」
ってブログに度々書いてたけど、
ようやく音楽との、
適度な距離を保てた今胸を張って、
「音楽が好き」
って言える。
ここから。
僕のミュージシャン人生はここから。
そう素直に目を細めて言える。

※上記写真:櫻井幹也(香川・直島)
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病める時も健やかなる時も
※動画が見れない方はこちら
小林麻央さんが他界した。
34歳という若さだった。
僕の父も、
32歳の時ガンで亡くなっているので、
残された二人のお子さんの、
これからの事を考えると、
胸が痛くなった。
本日YouTubeにUPした、
「C&K」さんの「Y」のカバー動画の、
歌詞が偶然重なった。
ガンは日本人にとって、
2人に1人がかかり、
3人に1人の死因でもある。
去年肝炎と肺炎になり、
年齢的にもそろそろ真剣に、
自分の体と向きおうと覚悟し、
来月生まれて初めて胃カメラと、
大腸検査を受ける事にした。
どんな結果になっても受け入れようと思う。
だからこそ、
今歌いたい唄をもっと歌おうと思う。
今歌える体と心がある事に感謝して。
「Y」の歌詞にもある、
「病める時も健やかなる時も」。
病める時は誰だって、
人生の大切な事に気付きやすい。
けど健やかなる時に、
ちゃんと沢山の有難さに気付けるか。
それがこれからの僕のテーマだと思う。
それをもっと肝に銘じようと思う。
PS:5月から皆様にご協力いただいた、
「アカペラコンテスト」は残念ながら、
予選敗退となってしまいました。
直前まで年齢的なものもあり、
参加するかどうか迷ってましたが、
応募した事での「ワクワク」や、
結果に対しての「悔しさ」が、
こんなにまだ僕の体から、
湧き上がるんだと発見出来ました。
投票して頂いた皆様ありがとうございました。
これからもカケラバンクは、
新しい事に挑戦して行きたいと思います。

※上記写真:櫻井幹也(香川県・直島)
