へその緒
ふわっと想いが、
浮かんだので、
ポエムをつづります。
「へその緒」
ママの胎内にいた時の事も
へその緒切った人の事も
今となっちゃ何も覚えてないから
今日も僕は相変わらず
寂しくなって
誰かに包まれたくなって
誰かと繋がりたくなってる
僕らはみんな両親を選んで
産まれて来るって言うよ
もしもそれが本当なら
パパもママも
パパとママを選んだんだ
そんなシンプルな事に気付いたら
脈々と続いてきた命全てが
僕の体内で一斉に
リズムを刻んだ気がした
ママの胎内にいた時の僕は
へその緒が命綱になってた
今となっちゃ何も覚えてないから
今日も僕は相変わらず
孤独になって
ふとした時に死にたくなって
ふとした時に生きたくなってる
大きなお腹をさすって
両親は小さな裸の僕に向け
歌っていたと言うよ
もしもそれが本当なら
パパとママに
今度は僕が歌いたくなったんだ
いつかシンプルな歌を作ったら
脈々と続いてきた命全ても
僕の体内で一斉に
声を上げるだろう
みんな十月十日の間に
サダメ決められ
産まれてくるって言うよ
もしもそれが本当なら
何もかもが
産まれた時から決まってたんだ
どんなにもがいても
あがいても僕は僕になれるなら
今日も体内からこぼれてく
メロディを逃さずつむぐ事にしよう
※上記写真:櫻井幹也
いつまでも長い影よどうか消えないで
もう一週間前になる。
4年ぶりに八丈島へ行って来た。
「エイト島音楽祭」の主催の、
倉沢桃子ちゃんが、
僕たちの活動再開を聞きつけ、
オファーしてくれた。
4年前と言えば、
カケラバンクは、
岐路に立っていた時期で、
会う度に相手に感情をぶつけて、
喧嘩まがいな事をいつもしてたっけ。
倉沢桃子ちゃんは、
その雰囲気を察していたのか、
「カケラバンクが解散するなら、
エイト島音楽祭ももうやりません」
って当時の弘に、
泣いて伝えていたらしい。
そんな彼女は、
僕たちの活動休止中も、
僕たちが帰って来れる場所を、
残しておきたいって想いで、
フェスを毎年開催してくれていた。
そして今年僕たちを誘ってくれた。
僕たちの出番の直前、
彼女はステージで泣いていた。
続ける事の大変さを、
お互い身をもって実感している。
だからカケラバンクは、
音でお返しをした。
来年も続けたい、
という想いになるよう、
自分自身を鼓舞した。
打上げでは、
すきっ腹にビールを、
一気飲みしたせいで、
いつも以上に酔いが回っていた。
桃子ちゃんが、
途中から隣に座ってくれていた。
「初めて二人でお話しが出来る。」
そう思っていたけど、
お互い酔っぱらっていたのと、
シャイな性格の為か会話が続かなかった。
話したい事はいっぱいあったのに、
言葉を綺麗につむげなかった。
シンガーソングライター同士って、
仲良くなるのに時間がかかる気がする。
お互い、
表面的な想いや言葉を使う事に、
抵抗しながら己の深部に、
潜って行ってフィットする、
言葉とメロディを長年探り続けてきたから。
会話する時も真面目に対峙したい、
という想いがやっぱ出て来る。
だからポンポンとボールを投げずに、
球種やスピードや場所を考えすぎて、
一球一球に時間がかかってしまう。
だけど、
この無言の状態の時、
頭の中ではメチャクチャ、
おしゃべりをしていた。
あぁでもない、
こうでもないって、
5人ぐらいの僕が討論していた。
そんな激論は疲れたけど、
大事な作業だと思うから、
彼女とは別れ際握手をした時、
もう一度ちゃんとお話をしたいと心から思えた。
今度いつ会えるか分からない。
もし来年のフェスに、
呼んでくれるなら一年後になる。
その時までに言葉の鮮度と、
言葉の球種やコントロールを、
もっと磨いておきたいって思う。
でもどんなに準備していても、
本番のステージに上がったら、
言葉や歌にちゃんと出来ないで、
今度は僕たちが泣いているかもしれない。
それも悪くないって思う。
予想外の涙を流した者同士として、
ようやく僕たちは「仲良く」なれる、
かもしれないって思うと、
ちょっぴり嬉しくなったから。

※上記動画:八丈島で「蝉時雨」のサビを歌ったのを弘が撮ってくれました。
※上記写真:八丈島で月をバックに、
月のTシャツを着た僕を弘が撮ってくれました。
暗がりで咲いているひまわり
「一番好きなミュージシャンは誰ですか?」
ってたまに聞かれる事がある。
その度にいつも答えに詰まる。
今まで色んな方に影響を受けたし、
その時の気分によって、
聴く音楽や求める歌は変わるから。
でも、
10年経っても20年経っても、
未だにふと聴きたくなるし、
新曲が出たら早く聴きたくなるのは、
やっぱり彼らなのでいつも、
「Mr.Children」って答える。
そんな彼らの最新曲が、
映画の主題歌として、
YouTubeに宣伝動画として、
はやくも流れてたので、
歌詞とコードを自分で拾って、
カバーをしてみた。
曲作りをしていて、
行き詰まってくると、
CDショップに出かけて、
手当たり次第メロディや歌詞を、
体の中に入れ込む事がある。
するとある一曲が、
僕の中の引き金をひいて、
創作意欲をドバーッと、
溢れさせる事がある。
ミスチルの歌詞も、
その中の一つで、
彼らの曲を聴くと、
僕の中にある泉に、
小石を投げ込んでくれて、
透明の波紋を作ってくれる。
そこから自分の中の、
無意識を意識させてくれて、
歌詞にしてくれる事がある。
でもそれはただのキッカケであって、
流れやサビが彼らとなんだか、
同じ雰囲気になってるなぁと思ったら、
その曲はボツにする。
自分の経験と感性に出来る限り、
寄り添えた歌詞とメロディーに、
昇華するまでは、
「オリジナル」、
とは呼びたくないから。
だからある意味、
キッカケを貰わずに、
作れた方が楽ではある。
導入で楽してしまうと、
そこを離れる時の労力が、
何倍にもなることを知ってるから。
最近生徒の中の3人が、
僕の曲を歌ってくれている。
彼らの中の感性を次は僕が、
「感化」出来たなら、
本当にミュージシャン冥利につきる。
そして、
「オリジナル」にたどり着く、
苦しみと喜びを彼らにも味わって貰う、
一つのきっかけになれたなら、
ミュージシャンを続けてて良かったって思う。
僕が色んな人から貰った、
音楽のバトンを次の世代に、
一つでも多く手渡せるように、
今日からも繊細に自分と、
向き合っていきたい。
***********
【極秘情報を配信中!】
「LINE」でカケラバンクとお友達になると、
2人からのつぶやきや極秘情報が届きます!
[登録方法]
1. アプリ「LINE」を開く
2.「友達追加」ボタンを押す
3.「検索」ボタンを押す
4.「@kakerabank」を入力

