原題「当家主母」
清越坊の女たち 完走
BS勢のみなさま、你好吗?
ついにラストを迎えましたね、清越坊!
視聴されてた皆さまお疲れさまでした。
久しぶりに見ごたえのあるドラマを完走できて
満足です。
やっぱりBSでの視聴は楽しかった。
毎日たくさんの人たちと感想を共有できて、
より一層作品の理解が深められました。
ラストシーンを見終わったあと、
満ち足りた余韻が残るドラマでした。
最後の敵
組合を立ち上げ、生糸の値を安定させたことに端を発した李昭、曾文彬との死闘。
夫殺しの罪で死刑になる寸前、雪堂の帰還により間一髪の所で助かった翠喜。ドラマ的にはここでクライマックスでもいいくらいの盛り上がりだったけどそうではなかった。ここからの展開が本当の正念場であり最後の闘いの始まりだった。
翠喜は良弓との誓いどおり自分らしく生きる為、離婚の道を選ぶ。程なくして独立し、工房を立ち上げた翠喜。早速弟子を募るも、世間の目は冷たい。
浴びせられる心ない言葉は男だけからではなく、まさかの女からも
この時代、社会における女の地位は本当に低かった。身分を問わず、全ての女は「儒教」が定義した檻の中に囚われており、当の女自身がその檻に疑問も持たず受け入れているのが現実。今回改めて「儒教」について調べてみたけれど、本当に理不尽だった。
儒教の中の男女関係 は、「男尊女卑」「女必従夫」という言葉通りで、
『男は天、女は地、男は陽、女は陰と示す』 とある。
つまり、夫は妻から見て天であり、天は尊く、地は卑しい者で、妻にとって夫は絶対のものとして位置づけられることになる。
女が陰ってどういうことじゃい💢
かつて平塚 らいてうも言っていた。
おまけ
このカップルは良かったね。
愛想のない林ちゃん最高だよ。
如風が成長を見せてくれたし、最後は赤ちゃんも誕生してた。雪堂がいつか商売から身を引いてもこの二人が立派にやっていけるだろう。
二人の女
翠喜と宝琴。
二人の女がとにかく良かった。
中盤から宝琴が好きすぎて、彼女が画面に登場するだけで泣くという謎現象まで発生してた
二人並んで織り機に座り、一つの作品を完成させる。女と女が争わず手を組めば世界はもっと平和になるんじゃないの?
そんなことまで感じてしまう最終回。
おバカな男たちに流されず自分を貫いた勇ましくも美しい女達に幸あらんことを
今後、中国ドラマはこういう作品が増えていくんじゃないかしら?
じゃあ美しい二人の絵をバックに締めたいと思います。
女同士仲良くしような!
ではまた
ちなみに次のドラマ
「恋心は玉の若き」は見ないかな
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