点燃我，温暖你 17話まで
全３６話
原作：Twentine「打火机与公主裙」
これまで毎日配信されていたスケジュールが、
少し緩やかになりました。
後半に向けて、ますますドラマは盛り上がって参りましたよ！
過去から現在へ、少しずつ、少しずつ時が進む。
愛をつかんだ二人の先に待っている未来が見えているだけにぎゅんぎゅんにハートを鳴らし続けている私がいるよ。
例のごとくネタバレするから注意してね。
明かされた過去
朱韵に近づくバレー選手に対抗して、無謀にも勝負を挑んだ李峋。
しかしやはり勝てるわけもなく、ふらふらになって倒れ救急搬送される。
彼は深刻な持病を抱えていて、激しい運動なんてできない体だったのだ。
それでもどうしても負けたくなかったんだね。
姫を誰にも渡したくなかったのよね
付き添う朱韵の前に、李峋の姉が現れる。
そして彼女はようやく知るのだ。
彼の過去を。
李峋が入試で不正をした理由。
余命僅かな母のため、お金が必要だった。
少しでも長く生きてほしい。
太陽の光を浴びさせたい。
父親は幼い頃交通事故で亡くなり、母が一人で姉と彼を育ててくれた。
そんな母を簡単に諦められる訳がない。
高校時代の李峋
独りぼっちで必死に戦っている彼を抱きしめてあげたくて号泣してしまった
ちなみに李峋のお母さん役は「将夜」で共演した女優さんでした。
久しぶりに共演して、何を話したのかな？
このころから見たら成長したよね。
妓楼の女将さん
李峋は高額な薬による延命のため、同級生の不正を手伝い報酬を得ようとする。
（DBへの侵入による得点操作）
しかしあっけなく事は明るみに出て、全ては破綻する。しかもそのあとすぐに、母は息をひきとってしまう。
彼が髪の色を変えたのはその直後
金髪は一人で戦うことの決意
世界への宣戦布告なのだ
この理不尽な世界と戦って勝利することだけが彼の生きる目的。
金髪はファッションではなく、彼の鎧
しかし覚えているだろうか？
4話であっさりと李峋は金髪を捨てている。
彼の唯一の武装を解いたのは「公主」朱韵に他ならない。
出会ってからあの僅かな時間で、彼の心境にどんな変化があったのだろう。
盾持つ乙女
彼の過去を知り、心を寄せる朱韵
それは同情ではなくて
ちゃんと理解して寄り添っている
李峋の姉も朱韵は特別な存在だと言う。
言葉には出さないけどね、と。
本当に言葉に出さないのよ、李峋。
でもね。
その目が全てを語っちゃってるの。
「好きだ」って。
朱韵は李峋の「盾持つ乙女」なんだよね。
攻撃しか知らない彼の前に勇敢に立ちはだかり、ダメージを和らげ癒す、そんな存在じゃないかと思う。守られてばかりではないそんなヒロインが私は好きだ。
ロードオブザリングのエオウィン姫と同じ強さがある。
この人ね。ローハンの「盾持つ乙女」
姫は高潔な存在じゃなきゃダメなの。
朱韵は序盤、ハーマイオニーで、
中盤からは、エオウィンよ。
みんな覚えた？
ライターとプリンセスドレス
原作タイトル（打火机与公主裙）の意味がようやく解明されたのは14話。
大晦日。
風邪を引いた李峋を後ろ髪を引かれながらも一人残し、実家に帰った朱韵。
何をしていても彼が気になって仕方ない。
そんな時、ふと外を見ると李峋が家の外にいるじゃないの！
雪とフェイユーのコラボ！
実に素晴らしい！
朱韵は親に気が付かれないようにそっと家を抜け出して、李峋の待つおんぼろホテルへと向かう。
あー
大晦日に二人きりでホテル！
これはもう行くっきゃないでしょう
と、マックス期待しておりましたがまだお預けでした。
しかしですね。
彼らは互いに特別な贈り物をしあう。
李峋は彼女にドレスを
彼女は李峋にライターを
それぞれ贈る
李峋のライターは父親の形見で、入院した時に壊れちゃったんだけど、それをこっそり朱韵が修理していたのだ。
「お姫様にはドレスが必要だ」みたいなこと言って渡すのね。
で、試着してきた彼女を見て、「はっ」とする李峋の顔がもう・・・
どんな顔してこのドレスを選んでたの？
サイズもバッチリ把握してるしー
1000% 両思いな二人。
あとは告白あるのみじゃーん！
と思っていたら、とうとう来ましたよ神回が。
騎士は姫のために剣を抜く
ついにある男が登場する。
方志靖
こいつが李峋と朱韵の運命を大きく変えていくことになるだろう。
見た目は涼やかなイケメンではあるが、自分の利益のためなら手段を選ばない男。
実はこの方志靖、朱韵の高校時代の親友を自殺に追い込んだ張本人。朱韵はひとかたならぬ怒りをこの男に抱いていた。
大学対抗のセキュリティ大会みないなやつに彼が出場すると知った朱韵。
この男だけはどうしても勝たせたくない。
朱韵は李峋に頼んで大会に参加してくれるように頼む。
彼女は小細工をしない。
親友の自殺の件を李峋に話して、同情を買おうとかは一切しない。
ただ大会で「勝ちたい」と李峋に訴える。
最初は受け入れなかった李峋だが、朱韵の必死の願いに心を動かしていく。
しかし李峋は、なぜ朱韵が方志靖を憎んでいるかは一切聞かない。
理由なんて必要ないの。
姫がそれを望むなら、騎士は黙って剣を抜く。（ドヤｧ）
ここに来て李峋が朱韵を公主と呼ぶ意味が変化してきている。
これまでは単に身分が高いから「公主」だった。
しかしいつしか彼女は彼が命を張ってでも守るべき本当の「姫」になった。
李峋は彼女の汚れてない真っ直ぐな所が好きなんだよね。誰それ構わず「公主」と呼ぶ訳ではない。
方志靖が賄賂をチラつかせて、裏工作で栄誉ある賞を獲得しようとした時、李峋が颯爽と舞台に現れる。
そしてたったの1分で、彼の開発したセキュリティUSBの脆弱性を突いて彼のプライベート画像を会場にさらして叩きのめした
計画外の無駄な事には一切時間を使わない李峋が、実は朱韵のために何日もかけて準備してくれていたのだ。
ここよ、ここ。
まじでかっこいい！
理系の男っぷりをこれでもかってくらい見せつけて来るーーーー！
実は私も仕事はそれ界隈の部署にいます。
私自身は技術者ではないですが、職場はほぼそれ系の人達。
だから李峋がより身近というか。
キーボードの叩き方とか、ＩＴ用語とかちゃんと勉強したんだなっていうのが伺える。
あんなカッコいいプログラマーいたら、めちゃ理不尽なこと言われてもいう事聞いちゃうな
で、方志靖をメタメタに打ち砕いた後で、
「（罰せられるのに）なぜこんなことしたの？」なことを聞かれるのね。
そうしたら、朱韵を真っすぐに見つめて一言。
「愛のために」
ぎゃあああああ
告白！愛の告白！
みんなが見てるその前で！！
こうして騎士は姫を救い、幸せになったのでした。
めでたし、めでたし・・・
と、そう行かないのがこのドラマ。
やっと李峋が告白して二人の愛はマックスハートだけど初回を見ているみなさんはお分かりですね？
運命のカウントダウンが近づいてきているんですよ！
怖いよー。
私はその時耐えられるのでしょうか？
闇落ちしたガオ君
この大会でもうひとつ深刻な事態が・・・
ずっと一緒にやってきた仲間の高（ガオ）君。
天才の李峋に憧れ、その才能に到底及ばない事に苦悩しつつも、これまで同じプロジェクトメンバーとして頑張ってきたが、いくら頑張っても周囲は李峋の事しか見てくれない。
大会で出会い、恋に落ちた彼女も結局は李峋が好きだと分かり・・・・。
とうとう闇落ちしたもよう。
この顔は間違いない
彼は一話で李峋を裏切ったのが分かっているので、どういう経緯があったのか謎だったけど、こういうことの積み重ねだったのねーと納得。
そりゃあね。
ルックスも、才能も桁違いの男の側にいたら、一生日影にいることになるよね。
気持ちは分かる。
朱韵への愛のために、せっかく手に入れた大会での栄誉がパーになるわ、想い人は自分ではなく李峋を好きだわでまさに踏んだり蹴ったり。
方志靖だってこのまま引き下がるわけないしね、悲劇の幕開けが近いような気がする。
その前にMAXラブラブ期があるので、とりあえずはそれを堪能して虐に備えることとしようかね。
では最後に男性ホルモン全開の
フェイユーでお別れしましょう。
