アンバランス? | 架け橋人の会―韓日翻訳グループ

架け橋人の会―韓日翻訳グループ

ミレ韓国語学院が主宰する韓日翻訳グループ。メンバーはTOPIK6級合格以上。

아녕하세요? オンライングルの今野です。

 

家に一人でいる時は、勉強を兼ねて韓国のラジオを聴き流すようにしています。

 

ラジオ番組の中で、特に日本のことを話題にしているわけではない文脈の中で“일본”(日本)という言葉が出てくることが時々あり「おっ」と思います。

例をあげると、

音楽番組では、「日本の〇〇という音楽雑誌では、、」

健康情報番組では、「こういった場合、日本では△△という治療法をとることが多いのですが、、」

情報番組では、「〇〇(日本の作家名)の“△△”という作品では、、」

という具合です。

 

韓国の新聞コラムでも、日本での出来事がメインテーマではなくても

「日本の調査では、、」

「日本のように〇〇な状況ではないので、、」

という表現が、頻繁ではありませんが時々登場する印象があります。

 

日本のことが自然に取り上げられているので、特に日本に関心のない韓国人でも日本についてある程度知っているのだろうと思います。

 

翻って、日本の一般的なメディアで、国際分野と政治分野、スポーツ分野以外で韓国のことが取り上げられるのはあまりないような気がします。

(平昌冬季オリンピック・パラリンピックの開催が迫っている今は韓国の話題が多いですが)

お互いに行き交う情報量のアンバランスとでも言ったらよいのでしょうか。

 

日本ではまだあまり知られていない、韓国の楽しい話題や参考になる情報ってまだまだたくさんあると思うのですが、もったいないというか、もどかしい。日本の人たちに、韓国のことをもっと伝えたい!

ということで(?)、これからも地道に楽しく翻訳の勉強を続けたいと思います。

 

 

韓国総領事館の前に掲げられたボードです