朝家を出るとき、庭入り口に植わっているバレリーナツリーの木から落ちた実がリンゴに似ているがかわいい。
そんな出来事を後にして家を出る。
やや暖かいか。
今日のトレックバイクは快走。
最近よく合う背広でロードバイクをかける男性。結構速い。
ついこの前まではたしか学生服で走っていたようだが。
しかし大物川で左折していく。
淀川大橋を走っているとき見る梅田付近のシチュエーションは、霞の中に高層ビルが浮かび上がっていて、それはそれで絵になる。
今日も危険な場面もなく職場に到着した。
8時40分ぐらいだった。
午前中は会議で終わる。
午後からも20日締めにまつわる仕事が続く。
しかしこの仕事を終えると週末は終わるのだという思いが浮かび上がってくる。
明日は正真正銘の休暇日。
夕方までは流星少年団父母会の紅葉ハイキング。
そして家に帰ってから妻と時間を合わせてログに行くのだ。
2週間ぶりだ。まちどうしくて仕方がなかった。
帰りの走行はそれほどうれしさが膨らんでくるわけではなかった。
しかしなぜか淀川大橋手前から、後ろに一人引っ付かれたと思ったが、淀川大橋では歩道と車道の差で前にいかれた。
しかしまた追いつき、どんだけのスキルのバイカーか見る意味もあって、ぴったりついて走った。
そのうち信号待ちで前にまた一人高速ロードバイカーが前にいた。
信号が青になり、3台でバトル状態になった。
すぐ前のバイカーは十分抜けそうなのだが、それを失礼かとずっと後ろについたが、尼崎南警察交差点まであと1kmぐらいのところで、前の一人を抜いてしまった。
そして高速ローダーを追いかける。
もう一歩で抜けそうだった。
ちょっと遊んでしまっていた。大人気ないか。
南警察交差点停止で声をかけた。
「早いね」「僕は61歳なんですよ」
それがどうしたという言葉だったが、「ああそうなんですか」と返ってきた。
そして2人とそこで別れる。
ちょっと面白かった。
明日が休みという思いがそうさせたのだろう。
大人気ないなんて関係ないか。
老化がなんなんだ。考えすぎるな。
いけるところまでいけばいいさ。
やっぱり体の老化年齢と心年齢には大きなずれがあるんだと最近思う。
20代からなにも変わっていない。子どもを育てても、いろんな人生経験をしても、何も変わっていない。
物事に感動する気持。好奇心はなにも変わらい。
ただいろんな知識、経験、体験は確実に血肉になっていることは最近感じる。
直感力と物事の動きの先が予測できる力はついている。
歳をとることは悪くない。
今日はこれを書きながら、バレリーナツリーの実でつくった酒を飲んでるせいで正気ではない。
夕食は鴨鍋。ちょうど妻が帰ってきて至極のときを過ごす。
やはりもう一度生まれ変わっても結婚相手は今の妻しかないでしょう。
なんてね。