映画「阪急電車」先行上映初日に見に行く | ビバ・ビアンキのブログ

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001 今週の初めから、妻は「今週は『阪急電車』を見に行くことを楽しみにがんばる」と言うので、そのことは頭にやきついていた。



 昨日の夜さっそくネットで東宝シネマから西宮ガーデンズのシアター予約をした



 予約の段階で席の空き具合は少ない。



 なんとか朝9時からの分でツイン席が一か所だけ空いていたので、すぐ予約した。



 会場でもネット予約の券発行手続き場所は、たくさん並んでいた。



 無事発券をすませて、映画館に入る。



 やっぱり始まる前からこの雰囲気に心が躍る。



 すでに去年有川 浩の原作は読んでいて、だいたいの中身は想像がつく。



 映画がはじまって、その記憶と比べながら、目がかがやく。



 阪急今津線のただ片道15分の間に乗客のいくつものかたまりにドラマがある。



 ただみんな暖かく前向きな会話と動きの中で物語が進んでいく。 



 ただ電車の中で遭遇した客どうしだが、会話が生まれる場面が何回かあるが、大阪的大衆性とはまたちがうちょっと上品なナイーブな会話がきれいだ。



 おばさまグループの下品で大声な会話に対して、ついに宮本信子演じる老人がこんこんとそのあばさんたちに説教する場面は、圧巻だ。



 実際に遭遇しそうな様子だから。



 人を気づ付ける会話はいっさいない。



 子の雰囲気は僕のすきな映画のありからだ。



 映画は、夢を追ってほしいし、わざわざ人間のいやな部分だけ掘り下げて描くものは1000円出してみる価値がないと思っている。



 妻も満足か。



 ただ、本では武庫川で「生」という字が石を積もらせて見える中洲があって、それを初対面の男女の若者が語りあう部分があるが、それは削除か、変更されていた。



 おそらく3,11の大震災がおこる前に映画フィルムは完成していたのだろうが、この「生」という場面を生かしてほしかった。



002 映画会場を出て、まだ11時過ぎだったが、このガーデンズで食事することにした。



 ここはオープンしてもう1年ぐらいになると思うが、今の結構にぎわっているようだ。



 今になってその中にいて、もと西宮球場だったことをイメージできる。本当はグラウンドだったところに今自分がいることを確認できる。



 レストランは、山形牛の店に入ることにした。被災地ではないし、風評被害のないところだが、被災者はたしか山形県にたくさん避難したと聞いている。



 ちょっと救援しているつもりで店に入った。



 食事を終えて、外はまだ激しく雨が続いていた。



 家はたった一駅先だ。



 家に帰って、抜け殻状態だ。ただ夜はマンションの総会がある。



 それまで昼寝し、パソコンにむかって、課題になっていたアンドロイドアプリ開発の練習のためのソフトダウンロードと作業挑戦にとりかかったが、まだ途中でとまったままだ。



 そんなこんなで総会に時間になり、約2時間その輪の中に入る。それにしても1年が過ぎるのは早い。



 夜はテレビで映画「のだめカンタービレ 最終章」を楽しみにしていて、今それを見ながらこのブログを更新している。



 今日は映画2つ見れた。ちょっと充実している。