私「洋ちゃん」、名古屋市南区内にある
名古屋市教育委員会設置の名勝標札巡りをしています…№9
その一環で、
先日、
「年魚市潟勝景地」の名勝標札をデジカメ。
設置場所 南区岩戸町7-19(白毫寺)
↓名勝標札
白豪寺について
↓南区史跡散策路より引用
白毫寺は元亀2年(1571年)の創建と伝えられています。
昔、このあたりは、あゆち潟、知多の浦を望む勝景の地であって、万葉歌人などが歌に詠んだところです。
「年魚市潟」展望地として、昭和48年(1973年)名古屋市の名勝に指定されました。
「あゆち」は「あいち」に転じ県名の語源となりました。
また、源頼朝が京都へのぼる途中、ここに休んだので棧敷山ともいわれています。
境内には、勝景跡の碑や歌碑、芭蕉句碑などが点在しています。
(付記)
鎌倉街道について…南区史跡散策路より
鎌倉に幕府ができて、京から鎌倉へ通じる道が開かれましたが、南区内のルートを大別すると上の道、中の道、下の道の三経路があったといわれています。
中の道は白毫寺から地蔵院・黄龍寺、村上社、古鳴海であり、白毫寺北側から東進して東海道を横切り、地蔵院、黄龍寺の前を通り、名鉄名古屋本線あたりまでが、昔のおもかげを残しています。
↓名古屋南部、笠寺台地付近を通る鎌倉街道
👇参照
デジカメ
↓
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↓年魚市潟勝景碑(大正九年愛知県により建碑)
↓黒田清綱歌碑(大正九年呼続有志建碑)
↓万葉歌碑 万葉集巻七覇旅の歌
万葉集巻七廟旅の歌
年魚市潟(あゆちがた) 潮干にけらし 知多の浦に 朝漕ぐ舟も 沖に寄る見ゆ (巻7-1163)
<大意>
年魚市潟(あゆちがた)の潮が引いたようだ。知多の浦に朝漕ぐ舟も 沖に寄っているのが見える。
↓資料をスキャン
↓名古屋の史跡と文化財より
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👅2024年1月20日に追記
(特記)
白毫寺・年魚市潟勝景跡について
東海道「富部神社→地蔵院→白豪寺→熊野三社松巨島→山崎城址(安泰寺)」に行く
◎南区内にある名勝標札巡りについて
「富部神社」名勝標札…南区呼続四丁目13番38号(南区名勝標札 №8)
「村上社のクスノキ」名勝標札…南区楠町17(南区名勝標札 №7)
「粕畑貝塚跡」名勝標札…南区粕畠町3(粕畑観音)(南区名勝標札 №6)
「星崎城跡」名勝標札…南区本星崎町本城(笠寺小学校)(南区名勝標札 №5)
「成道寺石仏」名勝標札…南区鳥栖2-15-22(成道寺)(南区名勝標札 №4)
「鳥栖神明社古墳」の名勝標札…南区鳥栖1-20(南区名勝標札 №3)
「鳥栖八剣社古墳」の名勝標札…南区鳥栖2-20(南区名勝標札 №2)
「平子の庚申塔」の名勝標札…南区平子二丁目11(平子第一公園)(南区名勝標札 №1)
としてブログしました。