「平子の庚申塔」の名勝標札…南区平子二丁目11(平子第一公園)(南区名勝標札 №1) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」、南区内にある

名古屋市教育委員会設置の名勝標札巡りをしています…№1。

 

その一環で、

先日(13日)

「平子の庚申塔」名勝標札をデジカメ

設置場所 南区平子二丁目11(平子第一公園)

 

名古屋市教育委員会設置の名勝標札

庚申信仰とは、

・中国の道教が教えるところでは、人間の身体のなかに三尸(さんし)という虫がいて、

 60日ごとに回ってくる庚申の夜、人間を早死させようと、

 人間が眠っているすきに抜け出して天帝に悪口をいう。

・天帝はそれを聞いて人の寿命を決めるのですが、

 この日、身を慎んで徹夜すれば三尸は上天することができず、

 したがって長生きできるという説があります。

・中国の人々には、階層、性別をこえて広くこの教えが信じられ、実行されていました。

・これが奈良時代に伝来し、

 以後さまざまな民間信仰と結びついて広まっていったのが、日本の庚申信仰です。

 

庚申待ち
・庚申の日に徹夜することを「庚申待ち(
こうしんま)」といいます。

“長話しは庚申の晩に”という言い伝えは、かつて徹夜のとき、

 眠気ざましにおしゃべりをしたところから出たものと思われる。

 

庚申塔とは

庚申塚(こうしんづか)ともいい、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰親交に基づいて建てられた石塔のこと。

庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い。

塚の上に石塔を建てることから庚申塚、塔の建立に際して供養を伴ったことから庚申供養塔とも呼ばれる。