中区丸田町交差点南西角にある「(江戸時代設置の)道標」をデジカメ | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日、早朝散歩で、

中区丸田町交差点南西角にある「(江戸時代設置の)道標」

をデジカメ…。

 

150年以上前に設置の道標が現存…街の歴史を眺めてきた生き字引!!

 

丸田町角道標

・「東 天道 八事 みち」

・「南 さん王 すみよし あつた 道」

・「西 矢場地蔵 おからねこ 道」

・「北 法花寺町 大曽根 道」

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デジカメ

 

(道標に記載の)「おからねこ」について…ネットより引用

『前津旧事誌』や『堀川端ものがたりの散歩みち』の「大直禰子神社」(おおただねこじん

じゃ)の項目にその由来や俗説などが書かかれています。

これらによると、

(A)鏡御堂というお堂に御神体がなく三宝の上に狛犬(高麗犬)の頭が載せてあったために

  お唐犬と呼ばれていたのが後に転じて「お唐猫」と呼ばれるようになったとする説、

(B)傍らにあった大榎の根の部分が空洞だったために「お空根子」と呼ばれたとする説、

(C)「大直禰子」が訛ったものとする明治末頃に唱えられた説があります。

  『前津旧事誌』によると氏子その他で(C)に賛同する者が多かったため明治42年4月に

  「大直禰子神社」の名に改めて春日神社の末社として奉斎することとなったそうです。

また、『堀川端ものがたりの散歩みち』には石橋庵真酔の「作物志」(『名古屋叢書 第16』所収)の異獣の項に「おからねこ」の姿形について具体的に記されていることが紹介されています。

 

(付記)

「大直禰子神社」(おおただねこじんじゃ)

中区大須4-11-20にあります。

(追記1)

丸田町交差点西側の広場で見つける

 

(追記 2)

この石碑の関連として

大直禰子神社に行く…中区大須4-11-20 :「おからねこ」

としてブログしました

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