先日、
江戸期後期、尾張の俳人で尾張名古屋は士朗(城)とも呼ばれた
井上士朗の作品を入手しました。
照会させて頂きます。
井上士朗シリーズ…№45
時代による消耗(折れ、皺等)が大きい作品です。
詠み
けふも見へ けふも見へけり 不二の山
♦琵琶園句集 巻之五 雑 に記載されている句で、
士朗の著名な句で書物・展覧会等で度々取り上げられています。
士朗が江戸に遊びに赴く際、
富士山を眺める名勝地、静岡市由比の海岸で詠んだ句とされています。
(付記)
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青矢印は「松」か?…三保の松原?
井上士朗の略歴
(特記)
井上士朗の句「けふも見へけふも見へけり不尽の山」の作品について
井上士朗の俳句士朗 その6》;「けふも見へけふも見へけり不尽の山」
井上士朗筆の画賛「けふも見へ ゝゝゝゝゝけり 不尽の山」…井上士朗シリーズ№13
井上士朗筆の句3句(軸装)「けふも見え~、ひやひやと~、ほととぎす~」…井上士朗シリーズ№34
井上士朗筆の句(色紙)「けふも見へ けふも見へけり 不盡の山」…井上士朗シリーズ№39