横井也有筆の短冊:「月すずし(涼し) か(蚊)やりぞ夏の しるしなり」…横井也有シリーズ№2 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」

若い頃から、書作品に興味があり収集に努めてきました。


しかし、私はもう74歳になりそろそろ整理しておく必要があると感じています。


ボツボツと整理をしながら紹介させて頂いています。

※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)

 

先回から、江戸中~後期頃の

尾張の俳人横井也有の作品をシリーズとして紹介しています。

時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きい作品ばかりですが大切に仕舞っています。

 

横井也有シリーズ…№2(短冊)

(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

詠み

月すずし(涼し) か(蚊)やりぞ夏の しるしなり

月涼し/夏の霜
夏の夜といっても暑苦さに変りはないが、古来より暑い昼が
去って、夏の夜空に煌々と輝く月に涼しさを感じるというのが
本意である。

 かやり(蚊遣り)…季語 夏

  蚊を追い払うために、草木の葉や木くずなどをいぶしたり、香をたいたりすること。

★也有全集蘿の落葉」・夏の部 2825に記されている句です。

  

横井也有略史

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(追記)

横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

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(8,131歩)