三菱東京UFJ銀行 貨幣資料館…「復刻版画 広重 名作・保永堂版  東海道五拾三次」を鑑賞 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

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一昨日(12日)東区赤塚町にあります

 三菱東京UFJ銀行 貨幣資料館

を訪ねました。
我が家からゆっくり徒歩で10分程で行けます。


  

 
・資料館の館内に歌川広重=安藤広重の版画の展示コーナーがあります。

・私「洋ちゃん」、広重の版画企画展の展示替えの都度、訪ねています。

・いつも興味深く楽しく鑑賞しています。


        


今回のタイトル 
復刻版画 広重 名作・保永堂版

 東海道五拾三次       5月12日(日)まで開催

 

パンフレットより(要旨)…展示について

広重の37才時の風景版画の作品で代表作とされている。  

53の宿場に始点(日本橋)と終点(京都)を加えた全55枚のシリーズです。

このシリーズ最大の特色は、

 ・叙情味と臨場感で、

 ・特に四季の情感や、風雨霧雪などの自然現象

を各宿駅に巧みに配した造形感覚は高く評価されている。

ひとりごと

江戸時代にタイムスリップし、東海道を旅行している気分になりながら

当時の景色、宿場の様子等を想像しながらじっくり鑑賞。

版画独特の色合いの美には、いつも感動させられます。

 

 パンフレット(表面)をスキャン

 

旅の途上での土地土地のさりげない出来事や自然・風物との出会い、さらに土地の人々との出会いを描き尽されている。


パンフレット(裏面)をスキャン

心配りも細かく、

現実の風景に必要に応じて虚構を加え実在感のある画面を作り出す。

 雪景雪景の朝と夜の描き分

↓雪景の朝(亀山)

  
↓夜(蒲原)

  
雨景驟雨と春雨の描き分け  

↓驟雨(しゅうう)(庄野)
   
↓春雨(しゅんう)(土山)

    
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歌川広重 33.白須賀{汐見版図}の絵葉書を頂く。

↓東海道を西からくると豊橋の台地を過ぎたあたり、不意に広大な青い海原が眼下に開け

 る。

 そこから下に降りるのが汐見坂である。

 ここで初めて雄大な太平洋を望むのである。

 はるばる京からやってきて出会うこの景は旅の疲れを一気に吹きとばすものであったに

 違いない。