『茶道向きの焼物』№4です。
今回は、№1、№2で紹介した表千家の茶人でもあった、
加藤十右衛門造の黄瀬戸平茶碗(夏向き)を紹介させて頂きます。
27~30歳くらいの頃に購入した茶碗です。
・普段使いしていた茶碗です。
茶碗の黄色とお茶の濃緑との色合わせピッタリ…
・一服のお茶を飲み終えてから、再びお茶碗を眺めていますと黄瀬戸茶碗の美に感動…
加藤十右衛門について(明治27年~昭和49年)…ネットより
・昭和10年頃に美濃焼古来の物に関心を寄せ始める。
・昭和15年頃に古い美濃焼が茶陶であることから、茶道を習い作陶するということに思い
に至り、 茶道を名古屋の表千家吉田家に入門し茶道用陶器の作陶を始める。
・戦後は作陶をしながら茶道の教授を務める…東濃地域の茶道普及に大貢献。
・昭和33年に岐阜県重要無形文化財保持者に認定される。
・昭和47年死去
伝統ある美濃焼を本格的に茶道界に広めた第一人者です!!
私「洋ちゃん」は若い頃に生前の加藤十右衛門先生とお会いした事があります。
・美濃陶芸と茶道用陶器についてお話をお聞きしました…懐かしい思い出です。
(付記)
黄瀬戸について…ネットより
・室町時代末期~桃山時代に美濃 (岐阜県土岐市とその周辺) を中心として焼かれた古陶で,
美濃焼の一種。
・鉄釉によるあたたかい黄色でおおわれているのが特徴。
・なかに銅釉の緑で文様が施されたものもある。
(2,012歩)…7月25日死去した義母の法事(49日)に出掛ける