松井鶴羡(かくい)の句「遠山や 雪のはつ日の 鴇羽色」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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明治~大正時代の尾張(名古屋)の俳人、

松井鶴羡(かくい)の句の短冊を紹介させて頂きます。


現役時代(20年程前)に収集した短冊で、汚れ、破れ傷等がありますが大切に収納しています。

詠みです

遠山や 雪のはつ日の 鴇羽色


   

   (トキ)

鴇(トキ)について

・「朱鷺」「紅鶴」「桃花鳥」などと書かれる鳥。

・現在、天然記念物となっています。

体色は全体的には白色であるが、翼の内側や、風切羽、尾羽の基部などが淡紅色で、飛翔中はこの色が見える。


「鴇羽色」はその羽色に因んだ暖味の淡紅色をいう。

(付記)

2011年7月28日に

タイトル松井鶴羡(かくい)茅の輪の句  としてブログしました。

こちらの句も是非ご覧下さい。