身延山・久遠寺六十世 日潤の短歌「題:柳」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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先日(21日)にブログしました

中村区の定徳寺の二十五世で後に身延山・久遠寺六十世となった 

日潤の短歌を紹介させていただきます。


相当以前に入手し大切に保管している短冊です。

古い作品のため色あせや折り等の傷みは大きいです。



詠みです

吹風に こゝろからくも さそはれて

 すゑはみだるゝ 青柳のいと

                日潤



先日(21日)に定徳寺訪ねた際、門前にある

名古屋市教育委員会設置の名勝標札をデジカメ。


(追記)

今月(6月)21日にタイトル、

定徳寺(中村区日比津)を訪ねました としてブログしました。

こちらも、是非ご覧ください。


日潤の略史



 

・江戸後期の日蓮宗の僧。尾張名古屋生。

・字は?腆川、号は一雨院、俗姓は中島。

・名古屋定徳寺二五世となるが、招かれて

 京都満願寺に移住。

・のち名古屋に戻り、身延久遠寺六十世と

 なる。

・元政・日相に私淑し、和歌を日野資枝に、 

 また儒学を磯貝潤洲に学び、詩を能くし

 た。

・天保9年(1838)寂、80才。