名古屋の中心地、「栄」と「栄生」との関連についてです。
「栄」の名称の起源は何に由来しているのか???です。
書物には「栄」の名称の由来は
〝良くある瑞祥地名の類で、住人たちが恣意的に命名したものなのだろう”
と記してありました。
※ 瑞祥地名(ずいしょうちめい)とは
・地名を命名法・由来などをもとに分類した地名種類の一種である。
・めでたい意味の言葉をそのまま使ったり、良い意味の言葉から創作された地名のことである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、書店で‘名古屋「駅名」の謎”の本を購入。
「栄」の名称の起源(由来)について、記載があり~!!
「栄」のルーツは「栄生」にあったと書かれています。
要旨です、
明暦年間(1655年~58年)頃に(尾張藩主、二代目光友の時代です)
・今の栄付近に「栄村(さこむら)」(現在の栄生町)から
商人の多くが、出店をし商売繁盛を願って「栄」を称えることになった。
・「栄」が有名になり、
「栄村(さこむら)」の方は「生」をつけて「栄生」とするようになる。
初めは「さこ」と読んでいたが、いつのまにか「サコオ」と伸ばして発音するようになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・
左)参考文献(購入した本)
この本は、
栄生の所在地より推定して、
栄生の農民が、農産物を栄(碁盤割の商店街の街)まで持ち寄り、そこで販売していた事が瑞祥地名の由来と推測。
※お断り
この本の記載内容が正誤性は???です
(追記です)
行政的には、「栄町」が成立したのは明治4年(1871年)。
昭和41年(1966年)に「栄」に改称される。
※「栄町」の表示名はなくなる。
(しかし、昭和53年(1978年)名鉄瀬戸線が栄に乗り入れて、駅名を「栄町」としています)