私「洋ちゃん」、
江戸時代、中~後期に尾張の俳人として
著名な「横井也有翁」
に関心があります。
横井也有の軽妙なタッチの俳句が好きで、その作品の収集に努めています。
(収集品を、このブログで紹介をさせて頂いています)
俳文「鶉衣」も何度も読んでいます。
名古屋市内にあります「横井也有」ゆかりの地を訪ねました。
1.横井也有出生地
名古屋市教育委員会設置による「横井也有出生地」の標札
2.横井也有宅跡
中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。
名古屋市教育委員会設置による「横井也有宅跡」の標札
闇の香を手(た)折れば白し梅の花…也有の句
読み下し(意味)
①夜、梅の香りがしたので、その香りを頼りに暗闇にある枝を折り取って見たところ、それは
確かに白梅の花だった。
②闇の中の香りをたよりに折って顔にちかよせると、闇の中に梅の花が白く浮き出ている。
3.横井也有隠棲之跡
中区上前津交差点南、大津通西側舗道に石碑があります。
宝暦4年(1754年 )53歳にして病を理由に隠居した後は、前津の草庵・知雨亭に移り住み、天明3年(1783年)に82歳で没するまで、俳文、漢詩 和歌狂歌茶道などに親しむ風流人として暮らした。
4.蘿塚(らづか)
長栄寺の境内にあります(中区橘1丁目、中生涯生活センター南)
長栄寺の境内ある‘蘿塚(らづか)”です。
この碑は、江戸時代の俳人「横井也有」の従僕であり門人でもあった石原文樵が、
その恩義に報いるために建てたものです。
也有が好んだツタ(蘿)がからませてあったことから蘿塚と呼ばれました。
昭和初期に修復したため、今は昔の姿ではありません。