先ほど「名古屋心中」についてブログしました。
その心中未遂事件が起きた場所『闇之森八幡社』は、中区正木町にあります。
一昨日、
『闇之森八幡社』を訪ねました。
・創建は長寛(1163年から1164年までの)年間。
・源為朝が石清水八幡宮を勧請したと伝えられる。
・境内に為朝の甲冑を埋めたといわれる「鎧塚」がある。
・御祭神:応神天皇、神功皇后、仁徳天皇・
・神紋:橘、三つ巴
・闇之森八幡社は別名若宮八幡宮ともいわれている。
・昔は鎌倉街道、美濃街道に隣接しており交通の要衝にあり。
・かつて神域には大木が鬱蒼と茂り、それは月の光も射さぬと句に詠まれるほどで、
いつしか闇の森と呼ばれるようになった。
・名古屋十名所のひとつ。
名古屋十名所については
先月21日にブログした「名古屋十名所(大正13年8月選定・・・) 』参照
👇ネットより
所在地 | 名古屋市中区正木2丁目6-18 地図 |
創建年 | 1163年(平安時代後期) |
旧社格・等級等 | 郷社・七等級 |
祭神 | 應神天皇(おうじんてんのう) 神功皇后(じんぐうこうごう) 仁徳天皇(にんとくてんのう) |
🔶『寛文村々覚書』(1670年)の古渡村の項にはこうある。
「社三ヶ所 社内九反弐拾九歩 前々除
八幡宮 熱田祢宜勝太夫持分
権現 当村祢宜 惣太夫持分
明神 勢州御師 山田福太夫持分」
八幡宮は闇之森八幡社・権現は榊森白山社・明神は神明社(八幡社)のことだろう。
『尾張志』(1844年)でも古渡村の神社はこの三社となっている。
↑ 大木が鬱蒼と茂る境内