千種区の「吹上・古井の坂あたり」は
豊富な地下水が湧き出る、名水の町です。
今でも井戸を使っている家がた多々あると聞いています。
この地区ある高牟神社には井戸水を汲みに訪れる方も見えるほどです。
「吹上・古井の坂あたり」の豊富な地下水について調べました
今から、一千万年前ころ尾張を中心に、大きな湖があり‘東海湖”と呼ばれ、
この地一帯は東海湖の湖底でした
二百万年前の頃に、湖は干あがり始め、湖底の一部は陸地となり浸食をはじめるようになる。
湖底の時代が長く続き、やがて陸地となった。
熱田台地(熱田層)を中断した形で旧矢田川が今の古出来町・千種町・鶴舞、
そして海へ流れていくようになる。
氷河時代(二百万年前)に入ると矢田川の流れも変わり、川底として残った。
旧矢田川のつくった谷は、砂礫(大曽根層とよばれる)で埋められていった。
そのため、旧矢田川の地下水がいたる所で湧き出るようになった。
古く、このあたりは常世(とこよ)の草香島(くさかじま)と呼ばれ、各所に清泉が
こんこんと湧き出て、枯れることはない。
(高牟神社境内にも青冷つきたることのない古井戸があり、飲むと奇効能があると伝えられる)
(以前、工場ビール(今の、浩養園)が出来その古矢田川の豊富な地下水を利用される)
古井村の由来
高牟神社を中心に、清泉が各所に湧き出ていたことによる。
高牟神社の境内にある名古屋市教育委員会設置の標札
左の本を参考に
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