今朝(29日)の散歩で
東区徳川二丁目にあります
「了義院」
を訪ねました。
了義院について、
・清須越えのお寺で
昔は成就院と称し月見の名所として「尾張名所図会」に記載されています。
(お寺の北側は急坂です・・・大曽根坂)
・このお寺に著名な‘芭蕉の句碑”があります。
芭蕉は1688年(貞享5年)7月、かねてから三日月を眺める名所と聞いていた
大曽根の成就院を訪ねて、折からの三日月を大曽根の上から眺めて詠んだ句です。
‘有とある たとへにも似ず 三日の月”
句意
「三日月の美しさは古来のいかなる形容にもまさってよいものだ」
三日月を仰いであらためてその趣きを発見した。
了義院の門前です…日蓮宗のお寺ですが鳥居があります。
左)昭和24年築
の新石碑。
右)
芭蕉50回忌の1743年(寛保3)に
各務支考門下の五条坊木児(もくじ)が
笈日記の句形により建立した句碑。
この碑は戦災で破損、
つなぎ合わせて修復したものの
読み取り難いことからその横に
昭和24年、新碑が建立される。