今日、
名古屋市博物館「新たな国民のたから」文化庁購入文化財展に行ってきました。
この展覧会は、文化庁が近年収集した文化財のうち、重要文化財5件を含む19件の美術工芸品、
および、名古屋市博物館が所蔵または預かりしている名品のうち重要文化財9件を含む12件、
の展覧会です。
「洋ちゃん」のひとりごと
展示品を鑑賞していますと、歴史観(昔の暮らしの様子や昔の人たちが何を美しいと思った事)が、何となく分かってくる感じがします。
また、古代の作品を長い間にわたり維持管理された過程を想像すると博物館、美術館等の大切な役目が理解できます。
* 名古屋市博物館のネットより写す。
重要文化財 秋草鶉図屏風(部分) 江戸時代初期 名古屋市博物館蔵
重重要文化財 木造阿弥陀如来坐像 平安時代 文化庁蔵
酒飯論図絵巻 室町時代 文化庁蔵 並笛図屏風 桃山時代 文化庁蔵
貫之集下 断簡 石山切 平安時代 個人蔵 重要文化財 蘆屋浜松図真形釜 鎌倉~室町時代 文化庁蔵
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常設展
常設展は何度も訪れているので「話題のコーナー」のみ行きました。
12日の朝刊に、展示の目玉となる障壁画の記事がありました。
(話題のコーナーに展示)
お亀の方ゆかりの障壁画「松図襖(ふすま)」や書状などの展示です。
豪華な金箔の大画面に大きな松を描いた狩野派の名品との由。
相応寺《千種区)に伝わり1980年から名古屋博物館が所蔵。
大作で迫力があり、圧倒されました。
松の緑の色合いに「美」が感じられました。
素晴らしい障壁画でした。