北朝鮮は
5日午前11時30ごろ、
人工衛星の名目で
長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)一発を発射しました。
ミサイルは日本の東北地方上空を通過しています。
幸い、日本領域内での被害は、ありませんでした。
よかったですね。
全く、
腹立たしい行為です。
「日本、米国、韓国などの国際的な自制を求める声を無視して、ミサイル発射を強行したのです」。
国威発揚(人を恐れさせるような、犯しがたい威厳を誇ろうとした行為)
などの目的でしょうが、得るものよりも失うものの方が多い事を認識して欲しいです。
北朝鮮は、「人工衛星」の打ち上げと発表していますが、
当初から衛星として軌道に乗せる事は困難な打ち上げです。これは明らかにミサイルの発射です。
また、
ミサイルの1段目を日本海に落下させ、我が国の上空を通過して2段目を太平洋上に落下させています。
人工衛星なら衛星軌道に乗って宇宙に飛んでいくはずです。
人工衛星の打ち上げと言うならば完全な失敗であったと認めるべきです。
しかし、北朝鮮は、打ち上げに成功したと発表しています。
この打ち上げに対し日本国民への感情は拉致問題もあり、ますます悪くなりました。
貧困生活を送っている北朝鮮の国民には気の毒ですが、迷惑を受けた我が国としては、
最大限の制裁措置を講ずるべきです。
過去の我が国の北朝鮮に対する(制裁)行為は甘すぎます(なめられています)。
さらに、
中国(宇宙開発の権利はどの国にもある)
と
ロシア(人工衛星としての違反かどうか灰色)の考えもおかしいと思います。
両国は、明らかに北朝鮮に対し配慮をした態度をとっています。
日本として、今後は強気の態度外交に臨んで頂くように期待します。
ミサイル発射の前日、
二度の誤報について、マスコミは行政(防衛省)の失態を
大々的に‘‘確認を怠るという初歩的ミスが原因””揚げ足を取ったように報じています。
行政(防衛省)も、初めてのケースで伝達機能も難しかったと思います。
誤報に対し、すぐに、しっかりとした態度(礼節を尽くした態度)で反省をされて見えます。
言い訳言葉は聞かれませんでした。
私は、マスコミが書いているほど非難する気持ちはありません。
行政(防衛省)の担当者の方々、マスコミ報道に対し萎縮されないように望んでいます。
しかし、
今後は危機管理体制について今回の反省を元に点検と建て直しをお願いします。