ARGYLLE/アーガイル | Pessimistic Optimist

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徒然の想いと出来事

昨晩、時間が折り合ったので、急に気になってしまった?映画を劇場鑑賞してきました!!

 

「ARGYLLE/アーガイル」という作品です。

 

殆どノーマークだったのですが、一度予告編を観た事があり、内容的には興味をそそられませんでしたが、個人的に好きな監督である、マシュー・ヴォーンによる作品だと知り、俄かに興味が湧いてきたものです(;^ω^)

 

マシュー・ヴォーン監督といえば、何といっても「キック・アス」で鮮烈な印象を残す、結構グロいけど超ポップにチープな、アクション作を作り上げる鬼才として注目し、その後の「キングスマン」シリーズで、その地位とセンスを確立した人です。

 

どの作品でも、劇中やエンドロールで使われる音楽が又秀逸で、イギリス人の監督らしく、ブリティッシュ系ロックが非常にセンス良く挿入されています。

 

今作では、何と、私も超感動してそれ程時間も経過していない、奇跡的に音源を作り上げ発表された、ビートルズNow And Then」が非常に効果的に使用されていて、それだけでもテンションが上がりました(^-^;

 

大成功を収めた新感覚のスパイ映画「キングスマン」の流れをくむ作品と言えなくもありませんが、今作は更に荒唐無稽なスクリプトになっていて、ネタバラシをすると何て事のない話ながら、実際に鑑賞している間は、そのテンポの良さに引き込まれながら次々に予想外の展開となり、超楽しませて貰えます(*^^)v

 

出演者も超豪華で、好きな俳優、サム・ロックウェルが過去彼のキャリアの中でも見た事がない程に、カッコイイ役回りになっていて、主演といって良い活躍をします。

 

クレジット上は一応主演になっている、ヘンリー・カヴィルですが、むしろ妙にマヌケとも言えるキャラで、これも楽しめます。

 

今作の本当の主演と呼べる、女性作家であり、実は・・・という役柄を演じている、ブライス・ダラス・ハワードという女優は、全く知りませんでしたが、主演を張る女優と思えない太さにも、親近感が湧く魅力的な人で非常にヨカッタです!!

 

その他ベテラン組では、お馴染のサミュエル・Lジャクソンや、ブライアン・クランストンが、いつもながらのイイ味をだしていて、一筋縄でいかない作品像を盛り上げていました。

 

荒唐無稽でポップなスパイアクション映画として、とにかく楽しめますし、サスガ、マシュー・ボーン監督と思える作風で、頭を空っぽにして楽しむには最適の作品としてお薦めします(^^♪