映画 「スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム」 2022(令和4)年1月7日公開 ★★★★☆

(英語: 字幕翻訳 林完治)


 

 

前作「ファー・フロム・ホーム」のラストで、ミステリオがスパイダーマンに倒されるときに

「スパイダーマンは、実は犯罪を自作自演している悪党だ」 そして

「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ」と言い残すのですが、
スパイダーマンのネガティブキャンペーンを張ってるデイリー・ビューグル紙がその映像を入手して

世界中に拡散してしまいます。

 



世間は、デイリー・ビューグルの記事を信じて、スパイダーマンは社会の敵で

ミステリオのほうがヒーローだったという「アンチ・スパイダーマン派」と
従来の「スパイダーマンの応援団」に二分され、この話題でもちきりになります。

顔が割れてしまったピーターもMJもメディアに追いかけられ、

どこへいってもカメラやスマホを向けられるから、ウェブ・スウィングで逃げ回ります。

 

 

 

アパートのまわりを取材のヘリが飛び、

メイおばさんとピーターはハッピーの家にかくまってもらうことに。

 


受験生のピーター、MJ、ネッドは一緒にMITに通うことを夢見ているのですが、

混乱を嫌った大学から3人とも不合格をくらいます。


自分の責任と思ったピーターは魔術師ドクター・ストレンジの屋敷を訪れ、

なんとか時間を戻してなかったことにしてほしいと頼むのですが、
「力になりたくても、もうタイムストーンはない」

「そもそもそんな個人的なことには使えない」と、即行で却下。
ただ、時間は無理でも人の記憶を消すのだったら・・・ということで、
「全世界からスパイダーマンの記憶を消す」魔術をかけることに。


全神経を集中して魔方陣を描くストレンジに、
「あ、やっぱりメイおばさんは外して」

「MJも忘れられたら困る」

「あ、ネッドもよろしく」・・・
とか何度もピーターが注文をいれるので、そのたびに呪文を中断し、魔術が暴走。
結局失敗してしまい、箱の中に呪文を封じ込めます。

また、大学の不合格について、ピーターは大学に反論することもなく
即、魔術に頼ろうとしたことを知って、ストレンジは激怒します。

 


「たしかに」

と思ったピーターは、大学の副学長の車を追って高速道路へ。
なんとかMJとネッドだけでも正当に評価してほしいと訴えるのですが
その瞬間、道路に亀裂が!
タコのような何本もの脚をあやつるヴィラン「ドクター・オクタビアス」が暴れだします。

どうやら魔術に失敗したときに、封じ込めたはずのマルチバースの扉の隙間から、
スパイダーマンを知るヴィランたちを引き寄せてしまったようなのです。   (あらすじ ここまで)

 

 

 

 

 

なんとホールの入り口にこんなネタバレ厳禁の立て看板が!

 

観た後の帰り道、映画館の周辺や駅とかで

「〇〇は△△なんだよね~」とか

「〇〇が出てきてびっくりしたわ!」とか

これから観るかもしれない人のいるところでしゃべらないでね・・・

ということのようです。

 

「SNSに書くな!」とは言ってないけれど、

今回はめずらしく自主規制して、

ネタバレなしでお送りいたします。

 

というのも、私は何も知らずに見たおかげで、思わず

「え~! そうなの~!」

「いやだ~! ○○がでてきたよ~!」

とか、声に出そうになるようなシーンがいくつもあって、

それは本当に新鮮な心からの驚きだったので、

この楽しさを他の人から一方的に奪うのはやっぱりダメなんじゃないかと・・・・

(私が自主規制するのは「カメラを止めるな!」以来かもしれません)

 

・・・といったものの、書きなれてないので、実は書きづらいです。

 

 

 

スパイダーマンの実写映画は(ごく初期のものを除いて)

① サム・ライミの最初のシリーズ(2002~2007年)が3作

  ピーター役はトビー・マグファイア

 

② マーク・ウェブのアメイジング・スーパーマンのシリーズ(2012~2014年)が2作

  ピーター役はアンドリュー・ガーフィールド

 

そして

③ 2017年からの今のシリーズが、トム・ホランド主演でつづき、

本作で3作目なんですが、

このシリーズはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に組み込まれたため

「シヴィル・ウォー」とか「エンドゲーム」とか、

アベンジャーズのほかの作品にもたくさん登場しています。

 

実はこのMCUは私には難しすぎて、ひととおり観てはいるんですが、全然頭に入りません。

今回は、ドクター・ストレンジが出演することは聞いていたので、

ほかのメンバーもちょろちょろ出てくるんだろうなぁと思っていたら・・・・違いました。

 

そのかわり、上に書いた過去の2つのシリーズから

いろんなキャラクターがじゃんじゃん登場します。

これ以上いうとネタバレになるので控えますが、

回想シーンとかアーカイブみたいに出てくるんじゃないんですよ!

私はトビーのシリーズからリアルタイムで見てきたので、胸アツの気持ちを抑えられませんでした。

 

残念ながら最初のシリーズは2002~07年で、ブログ始める前だったんですが、

ほかのはちゃんと書いてたので、貼っておきますね。

 

 

 

 

 

 
 
配信でも、U-NEXT、AmazonPrime、Hulu、Netflix、 いずれでも見られるので
観る前でも観たあとでもぜひ!
 
あとは、差しさわりなさそうなことを思いつくまま書きますね。
 
電球 カンバーバッチがマーベル映画に出ると最初に聞いたとき、
すごく意外に感じたんですが(そういう人多いと思います)
今回も楽し気に登場!
「ものすごく」活躍します。
これ以上はネタバレになるので書けませんが、
ストーリーに関係ないことだと・・・・
 
ピーターと最初に会ったとき、なんと彼はマントの下にパーカーを着ててびっくり!
これがとってもかわいかったのです。
首のところに「UM」のロゴが見えたので、
あれはおそらくコロンビア大学のロゴパーカーじゃないかと思います。
 
こんなの↑(イメージです)
 
次のシーンではちゃんといつものコスチュームになっていました。
誰も言ってないから私の見間違いかな~と心配になりましたが、
一応書いておきます。
 
電球  最初のシリーズから20年たつので、同じ役柄でもキャストは変わっていますが
今日観ていて、最初から同じ人を見つけちゃいました。
デイリー・ビューグル(アンチ・スパイダーマンのタブロイド紙)のJ・Kシモンズ。
 
 
 
20年前より髪はさびしくなりましたが、多分最初のシリーズから彼だったような気がします。
 
電球 今回も日本語字幕は林完治さん
テンポのよい字幕は映画を楽しくしてくれますね
 
電球 エンドロール後のおまけ映像は2つあります。
(ヴェノムとドクターストレンジの次回作をちょっと匂わせているのかな?)
すべてのエンドロールが終わって、林完治さんのテロップが出たあとにもあるので
最後の最後まで席を立たないでくださいね。
 
ネタバレなしの感想は以上です。
これだけだとあとで(自分で)内容を思い出せないので
「スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム(ネタバレあり)」の記事を
公開終了後にアップする予定です。
 
(追記)
さっき予告編を観ていたら、
ドクター・ストレンジのパーカー姿、ちゃんと映っていました。
 
 
 
大発見!みたいに書いてしまって恥ずかしい~汗うさぎ
 
コロンビア大学のエンブレムまでしっかり見えてる画像もありました。
 
 
でも、これをみたら、今度はこのマグカップのほうが気になります。
 
別にマーベルのキャラクター商品ではなく、
よくあるあんまりお上品じゃないスラングのカップみたいです。
でも、映画館のグッズ売り場にあったら買ってしまうかも・・・