6月30日がん患者の会:いずみの会で小澤康敏さん(ガンの辞典編集長、いずみの会理事)の「治る人への変わり方」の勉強会のリポートです
☆治る人への変わり方
参加された方は定員の15人。
治る人への変わり方:どのレベルを変えて治るのか?
①人格(意識・思考の癖)=こころ、生き方
②体内環境悪化⇒養生、健康法など
そして役に立たない人格を洗い出すことが必要。
人間は情報や刺激を、自分のなじんだフィルターで見て考えがち。
※外的基準・他者原因型⇒受け身では「変える事が出来ない」⇒思考の停止・行動の停止となる
内的基準や自分原因型⇒自分の基準で決めれる、自分しだいで状況は変えれる⇒動ける、主体的に行動出来る
問題回避型、結果期待型ではなく、目的志向型、結果行動型を取るようにしていく
・何かを得るため、成長するため行動する
・子供たちを育てる喜びを味わうために、○○治療して健康になる
・健康になるために、セミナーに参加し学んだ事を実践する
【知識や、治し方】
治療観、健康観が内的基準になっているのか?
治るための知識やプランを目的志向型、結果行動型で持っているのか?
【行動】
○○で出来なかった⇒他者原因にしていませんか?
治すために、治る人に変わるには、役に立たない人格(自己認識・信じ込み・価値観)を捨て去ることも必要
・がんは絶対治らない、がんは死の病
・~であるべき、~であってはならない
・健康より収入だ
・がん患者でいることの恩恵
・がん患者でいるから評価される活動(世間から注目される)
治る人に変わるには?
①生き方を変える
世の中の見方、物事の見方、自身の見方を変える事が必要。⇒不完全な感情を処理⇒こころの解毒
②未来起点(目的論)
前進感が得られる
③生きる目的を持つ
個人的な喜び、世の中に価値をもたらす
例:「夜と霧」ヴィクトール・フランクル(アウシュビッツ捕虜収容所での体験を精神科医として考察
・堀から出ることが目的だった人(多くが衰弱死、病死)
・堀から出た先に目的があった人(こんな所にいる場合ではない!)
Ⓐ農夫:キャベツの品種改良技術を孫に伝えたい
Ⓑパン家:街の人たちに美味しいパンを食べさせたい
Ⓒピアニスト:世界中の人を音楽で癒したい
Ⓓヴィクトール・フランクル自身は:ウィーン市民を前に「強制収容所の心理学」を講演したい
参加した皆さんで、各々ワークをしました
◎病を治すにあたり、あなたが持っている役に立たない「人格」はなんですか?を書いて頂き、
二人ペアーで話し合って頂きました
(セルフイメージ、信じ込み、フィルター、意識レベル、不完全な感情etc)
すごい事が、おきました! 感激しました!
小澤さんの「がんを克服するための勉強会:治る人に変わろう」は3回に分けて行いました。
①生還者(がんサバイバー)に学ぶ治る人の共通点(4月28日)
②ガンに効くとは?標準治療・代替療法・自然療法(5月26日)
③治る人の変わり方(6月30日)
3回シリーズですので、参加された方は、ほぼ同じ方々です。
ですから、回を重ねるごとに親近感が増していきます。
交流も深まり垣根も取れてきます。
参加された方の感想と今日の講座に関する自身の思いを一人一人話していきますが、普段の交流会で話される一般的なコメント(ご自身の病気の事、思い、決意)ではなく「はっ!」とする内容ばかりでした。
詳しくは言えませんが、一例です。
これでは、まったく分からないと思いますが、あえて書きます
「渡り鳥の群れ」を聞いた瞬間、稲妻がひかりました。
いろいろな意味で感激、感動と新たな発見もありました。
そして、ひょっとしたら、これも私の、がんの原因(種)かもしれないと。
かけがいのない仲間が出来た!
このいずみの会のボランティアをしていて、この方達に巡り会えて良かった!
心底うれしかった。
絆が強まったと感じたのです。
渡り鳥の群れ、そういう風に考えた事なかったのですが、今まで、心の奥の奥で封印していたかもしれません。
しかし聞いてみると私にも、ぴったりと当てはまっていたのです。
私の別の一面を捉える事が出来ました。感謝です
お知らせです
9月と11月に、小澤さんの「治る人に変わろう!」の勉強会を開きます
~がんサバイバーさんの体験から学ぶ~
-
9月15日(土) 治る人への変わり方:病の種を掘り出す!
-
11月17日(土) 治る言葉使いを習慣化する!
共に、いずみの会事務所で開きます 13時~16時
定員は各13名の限定とさせていただきます。
参加費:1,500円
・申込方法 電話か「いずみの会ホームページ」から申し込みください
※℡ 052―768-7311 月・水・金の10:00~15:00まで
「NPO法人いずみの会」事務局:名古屋市名東区高社2-80佐藤ビル308号
地下鉄 東山線「一社」駅徒歩5分
いずみの会 副代表 斉藤 康夫