勉強会 生還者に学ぶ治る人の共通点 | 八朔は「がん」なんかに負けない

八朔は「がん」なんかに負けない

2005年11月健康診断で肺に影(10cm)、その後がんセンターで肺がんと診断。病院の治療は受けるが自分の力で治すと決心
。白血球が がんを攻撃して壊れていくイメージしています。手術不能 放射線30回抗がん剤1クール4回受ける。扁平上皮がん

月27日(土)がん患者の会:いずみの会で勉強会が行われました。

◎生還者に学ぶ治る人の共通点

講師は、ガンの辞典編集長で、いずみの会理事の小澤康敏さん

今日の講座で掴んでほしい事、

治る人は何をやったかより、どんな意識・思考でやることを決め、生きたか!

早速、参加者の方々(11名)に質問が飛びました

あなたはガンが治ったら何がしたいですか?

あなたは今、どんな療法を選んで行っていますか?

その療法を選んだ理由はなんですか?

10分の間に各自、考えて頂きました。発表は最後です

 

ガンの治り方には二つに分ける事が出来る

①標準治療で直接ガン細胞を取り除く(減らす)⇒応急処理

②自己治癒力で退縮、自然寛解。

※正常な脳と細胞の新陳代謝(体内環境改善)

考えて頂きたい事は①と②は相反するの?どうなの?

抗ガン剤、放射線などで免疫力、遺伝子などが壊滅的になるのかどうなのか

私は、そうとは限らないと考えます

 

脳の使い方には

Ⓐ苦痛系 ストレス系(イヤイヤやらされている)

Ⓑ報酬系 うきうきワクワク 楽しんでいる

があります。

そこで、知っておいて欲しい事

NO―①

異常な細胞が、正常な細胞(プログラム)に戻る事は、いくらでもあるという事

NO-②

細胞は環境や思いを読み取り、自らを変える

 

細胞を取り巻く環境に適応して細胞はガン化・正常化することを実験で証明

※鳥取大2014・北海道大学2014

 

前立腺ガンの患者さんたちが、90日間、生活様式と食事を変えただけで500個以上の遺伝子の活性が切り替わった

 

ガンは劣悪な状態で生きる。環境をよくすれば変わっていく可能性がある

細胞膜に細胞内外の状態を感知するレセプターがあり、生理的シグナルだけでなく、光や音などのエネルギーも読み取る。⇒フラシボ効果、イメージトレーニング、祈り他

 

また、小澤さんより先日いずみの会で行われた、がん克復体験談の内容の紹介がありました。

4月16日膀胱がん(男性)を克服された方の体験談です。

医師からは膀胱全摘出を薦められましたが、予後の不便さを考えて、奥様は強く反対。

日常の生活習慣を見直し、玄米菜食に着手。2ヶ月後にはがんは縮小。主治医も全摘を口にしなくなった。

その後BCG注入療法を受け、完治。

実践された主な療法、健康法は、玄米菜食、ニンジンジュース、ビワの葉温灸、笑う、感謝、睡眠、整膚

お話しされたのは奥様ですが、奥様のガンの向き合い方に「多くの学ぶべき点」がありました。

猛勉強され、夫さんのガン治しをリード。

とりわけ、意識の持ち方、思考パターン、言葉の使い方(脳の使い方です!)が、これなら治るわ!と感心するほどです。

細かい部分は割愛しますが、

ガンは敵ではなく、体を助けようとしている。治る、治らないを手放し、命に執着しない。

※脳が体に指令を出しているから、心を変えて不安、恐怖、ネガティブな感情を手放す

そして膀胱がんには意味があった。

胃がんや大腸がんなら手術していたでしょう。

他の人のお役に立つようにガンを切らずに治せる体験をさせるために、目に見えない「力」が働いたように思うと奥様は話されました。

 

小澤さんは以上の事、事例など分かりやすく話され一つの「がんの自然退縮の研究」を紹介されました。

中川俊二医師と池見酉次郎医師の研究グループで、70数例の自然退縮のインタビューが行われました。

中川医師は自身が胃がんを体験した方。

彼の著書「ガンを生き抜く」の中で、こう語っています

「私は胃ガンにかかって手術を受けてからは考えが一変した。人間は転んでもただでは起きたくない。これを契機に良き展開をして、生きる意味を理解したい。

そうだ、私はガンを生涯の研究テーマとして進もう!」

がんを患った事を生きるための積極的なエネルギーに転換しよう!と思ったそうです。

中川氏の著書「がんを生き抜く」では、集められた、45例の内、11例に

「実存的転換」が見られました。

実存的転換とは

「ガンや死の恐怖がみられず、ガンであることを自覚したのを機に一大転換がおこり、不安・恐怖を克服して、生活の是正とともに、新しい対象の発見や、満足感、生き甲斐の再発見、そして残された生涯の一日一日をより有意義に、また感謝しながら前向きに行動するという姿です」

膀胱がんを克服された方に、とても似ていませんか。

 

小澤さんから最後に、脳と体を成長モードにしましょうと提案がありました

最初に皆さんに「あなたはガンが治ったら何がしたいですか?」と聞きましたね。

自分の脳と体に宣言しながら生活しましょう。例として

「私は○○するので健康になります。そのために今から□□をします」と言ってください。

 

私、後日一生懸命考えました。ありました。それは私が40代の頃からの夢でもありました。

 

私は東海道53次を歩いていきたいので健康になります

そのために今から、ウオーキングを再開します

 

40代になったころ、この夢を叶えるために、ほぼ毎日2時間以上のウオーキングをしていました。

最近は、足腰も弱ってきたので歩くのが苦手。しかし、叶えたい夢を思い出しました

 

次回の小澤さんの勉強会は

ガンに効くとは?標準治療・代替療法・自然療法の選び方

日時:5月26日(土) 13時~16時

場所:いずみの会事務所  会費:1,500円  定員:15名

参加者全員で勉強(75分) ②相談会とシェア会(75分)

 

※申込方法 電話か「いずみの会ホームページ」から申し込み頂くか

052-768-7311にお電話ください 

月・水・金の10301500まで 

いずみの会 副代表 斉藤康夫