血縁の絶縁は最も重たい業①
業には色々な種類があるのですが、その出来方の基本は円の循環を途絶すること。その中でもっとも人間に身近なところで深い業を作ってしまうのはやはり親子の問題です。
育ててはもらったけれど自分の情に従って親との関係を断絶させたとしましょう。育ててはもらったけれど親とはつき合えないから家出をしたとしますこれは親から子へのパイプが詰まってしまいました。
そこから息子は自分だけの力で頑張ったとしましょう。結婚もして自分の家族も出来て一見幸せだとしましょうところが自分の子供が言うこと聞かずに家出をしてしまうのです。これを血脈の因縁と言います。
本当は親子や兄弟の間は常に血脈でつながっているのです。それがある時だけ自分が勝手に飛び出してしまうのですから循環が出来なくなり家系」が詰まってしまうのは当り前です
名前も家系に合ったものがある
血脈の中で行動で親子が断絶するのは分かりやすいのですが、実は親が自分の感情で自分の勝手な名前をつけてしまいますと、意外な業になることがある。
実は名前を付ける時は親の事も兄弟の事も考えてつけなければならないのです。それでも親が子供に残してあげられる大切な財産ですから自分が死んだ後も確実に自分のことを覚えていてもらう為に一生懸命考えて名前を付けます。
ある意味では自分の名前とは親が残してくれた最大の財産です。ところが一番問題なのは子の親が唯一残してくれた財産を途中で自分勝手に変更してしまう人がいる。
どうも運勢が悪いからと自分の欠点はたなに上げて置いて、名前を変えようとすることがありますが、親の遺産を放棄してしまうわけなのですから血脈の絶縁に入るので、これは重大な業の一つであり徳がぐーんと下がっていくのです。