織田信長の謡「下天」(げてん)とはどこか | 梶田鏡朝(あきとも)の開運秘伝

梶田鏡朝(あきとも)の開運秘伝

西洋占星術、算命学、四柱推命、気学、ハイヤーセルフ、指導霊、
守護霊との交霊により導き出します。
今ある知識を融合させて、より質のいいものを皆さんに提供しようと思います。

織田信長の謡「下天」(げてん)とはどこか

 

 

 

唐突ですが下天とはどこにあるのでしょうか?これは仏教の宇宙観の中の一つです。これは須弥山という山、この中心部が下天の中心部と思われます。須弥山(しゅみせん)の中腹の高さ太陽、月、星が周っています。須弥山下半分には四天王と呼ばれる神様が住んでいます。

 

四天王というのは仏教を守る四人の神様護法善神四つの方角を守っています。東方(持国天王)・南方(増長天王)・西方(広目天王)北方(多聞天王)と言います。

 

この中で北方を守る多聞天は、四人がそろっている時には多聞天と呼ばれ、一人の時には毘沙門天(上杉謙信が信じた神様)と呼ばれます。ちなみに毘沙門天のマントラは(オン、ベイシラマダヤ、ソワカ)です。

 

下天」というのは、この四天王とその眷属(部下)が住んでいる所で「四天王衆天」とも呼ばれます。この下天は、佛教の宇宙観の中で天界の中で天界の中の一番下に位置する場所になり、人間界にあり、最高の位が如来、次が菩薩、その下が天界四天王がその代表です。人界がつまり我々は衆生と言います。