試しに使った外壁下地材 | 現実的な家造り 広島市の工務店 株式会社カジカワ

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100年以上続く大工の家系です。注文住宅からリフォーム、リノベーションまで何でも請け負っています。
打ち合わせ、設計、工事のほとんどを私か父が一貫して行います。

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外周回りにタイガーexハイパーボードを使ったのですが、ちょっと誤算でした。

 

 
この青いボードです。
 
普段は針葉樹合板を使うのですが、針葉樹合板の工場が焼けたのと、値段が高いので、建材屋に代わりになるものは無いの?って聞くと、このボードを薦められたんです。
 
建材屋に、石膏ボードなのに構造用合板になるの?って聞くと、なるよ。と言われました。
構造用合板用の50の釘でいいの?と聞くと、いいよ。と言われました。
値段は安いの?って聞くと、安いよ。と言われたのでこれを使いました。
 
ですが、このボード、針葉樹合板よりも耐震機能が強いらしく、耐震金物が変わるんです。
更に専用釘が要るらしく、耐力壁には専用釘で打たないといけないんです。
 
中間検査でこの2点を指摘されました。
建材屋に針葉樹合板と同じって言われ、その言葉を信じて使ってみたものの・・・
ちゃんとメーカーが出してる仕様書を読まないといけないですね。
 
建材屋に吉野石膏の担当者の連絡先を聞いてすぐに電話して釘を持ってきてもらいました。
電話してから20分くらいで来てくれて、このボードの特性と、施工方法を確認しました。
 
金物を変えて、耐力壁を専用釘で打って、来週中間検査を受けなおします。
 
施工は、普通の針葉樹合板の倍釘を打たないといけないので面倒です。
ですが、いいこともあります。
 
これだけで防火認定が取れているので、室内側の小屋裏まで石膏ボードを貼らなくていいんです。
 
もう少し軽くなればいうことないんですけどね。
さすがに20キロは重たいです。