現実的な家造り 広島市の工務店 株式会社カジカワ

現実的な家造り 広島市の工務店 株式会社カジカワ

100年以上続く大工の家系です。注文住宅からリフォーム、リノベーションまで何でも請け負っています。
打ち合わせ、設計、工事のほとんどを私か父が一貫して行います。

TOTOのショールームであった建材商社の展示会。


そこで言っちゃ悪いけど、胡散臭いセミナーを受けました。



これです。

なぜ胡散臭いセミナーと思ったかと言うと、

1つ目がハッピーエンディングプランナーっていう肩書き。

2つ目がプロデューサーという肩書きです。

こう言うよくわからない肩書きなので胡散臭いと思ってしまいました。今となっては反省してます。

向上心のある私は、講演が始まる前は、そんなよく分からない肩書きでも、きっと工務店の社長達を相手に講演するんだからきっといいものだと信じていたんです。

ですが、このチラシよく見ておくべきでした。
妻チラシをまじまじと見つめ、胡散臭いから行かない。と吐き捨てましたが、私はどんなセミナーでも、受けるつもりだったので、チラシをよく見ていませんでした。ほとんど表題だけしか見ていませんでした。

会場で座ってスクリーンを見ると、知っている会社名と名前が…

席を立ちたくなりました。

このプロデューサーという社長さん。
私が高校生、大学生だった頃の約25年前の父の会社の取引先です。

この社長さんが仕事を取ってきて、父が下請けで工事をしていました。
下請けと言っても、父は、社長さんの事をお前、とか、中野と呼び捨てにしていました。要するに、父が指導する形だったんです。
とにかく、何年も付き合いがあったのでよく知っています。

よく知っているからこそ言えます。
この人から学べることはほとんど無い。
同業者で、使っている会社が被っているので、この社長さんの話は色々入ってくるんです。
なので、最近の人柄も把握してます。
確かに、社長さんが何か新しいことを始めたって事を誰かに聞いた覚えがあります。

セミナーの内容はと言うと、
司法書士の先生の言っている事は正直…
勿論、社長さんの言ってることも…

色々とそのセミナーの内容に思うところがあるのですが、書くと長くなるので書きません。

あと、チラシに書いてあるハッピーエンディングカード。
セミナーで、このボードゲーム紹介をしているときに、一時期話題になったのを思い出しました。
このカードを使って、終活が出来ているかの目安にしましょうというものです。

流行が過ぎ、皆が忘れた頃に営業ツールとしてそれを使うのはいいですけど…

書けばキリがないのでこのへんにしときます。

あ、ちなみに、私の前の席のおじちゃんは一生懸命メモを取ってました。
きっと前の席のおじちゃんにはとっても為になるいい講演だったんだと思います。

この講演の後、すっごくイライラして車に飛び乗り、会場を後にしました。

で、車を運転していると、粗品を貰って帰るのを忘れていることに気がつきました。

帰るか、会場に戻るか悩んだ末、会場に戻り、粗品を受け取り、その粗品が思った以上にいいもの(7700円の品物)だったので、ニコニコして家に帰りました。

イライラしていいことは何一つ無いですね。
人間出来てないなと反省しました。

このセミナーの内容を皆に話そうと思います。
皆に話したくなるということは、このセミナーはいいセミナーです。
なので、セミナーを受けて良かったということですね!

また機会があればどんどんセミナーを受けていきたいです。

金曜日に建材商社の展示会に行きました。

 

場所は宇品のTOTOとダイケンとYKKのショールームです。

 

この3社と、ノーリツ、ナスタ、DAIKO、ダイキン、塗料メーカーが来てました。

 

ノーリツは普段使わないので、わからなかったのですが、ガスコンロも進化するんですね。

普段パナソニックのキッチンばかりなので、換気扇も必然的にパナソニックだったのでノーリツの換気扇はあまり見ていなかったのですが、しっかり聞けて勉強になりました。

 

良かったのが、ナスタのインターホンと宅配ボックスです。

 

ずっと気になっていたので話が聞けて良かったです。

 

インターホンは親機にモニターがないインターホンです。

 

 

 

 

スマホが親機になり、外出中でも話すことができます。

宅配用のボタンもあり、宅配用を押すと、どのように宅配物を置いたらいいのか指示を出してくれます。

また、防犯対策用にもなり、人感センサーが反応すると、自動で録画してくれます。

いつも使っているインターホンよりは高いですが、すごく高いわけではなく、注文住宅なんかでは使ってもいいなと思いました。

 

ナスタの宅配ボックスは樹脂製なので、他のメーカーよりは安く、また、工事も簡単でいいなと思いました。

 

そして、粗品ももらいました。

 

貰ったのはナスタの宅配ボックスソフトタイプ

 

 

簡易的な宅配ボックスですが、南京錠で、玄関扉に結び付けて盗難を防止できるようになっています。

これが貰えただけで大満足です。

 

すいません。

普段は写真を撮るのですが、袋から出して組み立てて、写真を撮るのが面倒なので、通販のページを載せました。

小銭を稼ぎたい訳ではないです。

 

その後、うさんくさいセミナーがあったのですが、その話はまた後日。

たまにくる取材の電話。


父が、父の会社を潰して精算したいとの事で私の会社を作ったのですが、会社を作った年に、地方経済紙の取材を受けました。新しく作られた会社を紹介するコーナーで、当社の事を無料で書いて貰えました。


その後年に1回は取材の電話がかかってきます。


と言っても、それ以外はこちらがお金を払う取材なので、取材と言うより宣伝ですね。


今回は月刊ルーツという雑誌でした。


有名人と記者さん、カメラマンさんが会社まで来てくれて、30分程度インタビューされて、写真とサインを貰うと言うものです。 


全国紙で、会社まで来てくれて、ページ半分を使ってくれるそうです。

金額は5万円なので、高くなく、むしろ安いくらいです。

ただ、日程が今週の金曜日、土曜日、日曜日なので断りました。


今週末は、金曜日はTOTOのショールームで建材商社主催の怪しい研修会に参加するし、土曜日は子供の習い事の送迎があるし、日曜日は子供の遊ぼうと思っているので予定が空いていません。


非常に残念です。


最近は、セールスの電話に誠意を持って対応するようにしています。


最初の電話で切ってしまっては、相手が可哀想なので、きちんと最後まで話をして、zoomミーティングまでしたりしています。

どのセールスも非常に興味深く勉強になります。


向上心は大切なので、これからもしっかり話を聞かせて貰って勉強しようと思います。

築150年のリノベーション終わりました。

 
 

 
 

工事が始まったときはこんな感じでした。

 
 
 
 
 
 
 
外部まで壊すと大変なので、内部だけ壊して、内部の入るところに筋交いと火打ちを入れて耐震補強をしました。
 
土壁は耐力壁としては数値が低いですが、一応耐力壁としてカウントされるので外部は残しました。
昔の家は軒が長いので雨に当たりにくいので多少雨に当たってもどうにかなります。
 
3か月かかりました。
解体から完了まで全部やるとなると大変ですね。
 
普通の工務店は解体は解体屋に任せるのですが、自分でやった方がどうやって組み立てていこうか考えながらできるので、自分達でやります。
 
もちろん、よっぽど大変な時は解体屋にお願いして、助っ人を何人か入れてもらうんですけどね。
でも、任せるのではなく、一緒に汗を流します。
 
今回はお客さんが、どうしても杉板をフローリングにしたいといわれたので、中本造林のフローリングを使いました。
基本的に曲がっていたので貼るのが面倒でした。
 
昔の家のリノベーションをするときは、家の中に家を作るような工事をします。
今回も家の中にもう一つ室内壁を作って、元の壁と新しく作った壁の間に断熱材を入れました。
 
昔の家の特性なんでしょうね、壁の中に空気の通り道があるので、床下の冷たい空気が小屋裏に逃げて、外が暑くても家の中は涼しいです。
更に断熱材も入っているので、エアコンもよくきいて、お客さんは満足してくれました。
 
築150年のリノベーションの後にお風呂のリフォームもやったのですが、写真を撮っていません。
 
今後の予定ですが、お盆までは仕事がありますが、その後は予定がありません。
もし、何かありましたら、相談に乗りますので連絡してください。
先週末こんな感じだったのが


こんな感じになりました。

壊してみないとわかりませんね。

壊すまで丈夫そうに見えますが、壊してみると白蟻に食われたあとがあったり、ないといけないところに束がなかったり。
もちろん筋交いも無いので耐震性もよくないです。
とはいえ、土壁が耐力壁になるし、2階は小屋裏の物置程度なので、ほとんど平屋に近いです。

なので、多少の地震にはどうにかなるのですが、
これだけ土壁を落としている所に大きな地震がきたらひとたまりもありません。

工事中に地震が起きないことを願います。

とりあえず、火打を入れれる所に入れて耐震性を少し強くしようと思います。

筋交いも所々入れていきたいのですが、入れれる所があるかしら‥
今日はパナソニックのイベントに行ってきました。


今日は10時まで古民家の解体をやって、10時から温品でブロックを壊して、古民家に戻ってブロックを捨てて、13時からパナソニックのショールームの三階でイベントに参加して、15時半に古民家に戻ってきて、ゴミを取って貰って、16時半に現場を出ました。

忙しい1日でした。

パナソニックのイベントはとっっても人が多かったです。

3日間で2000人以上が参加予定だそうです。

びっくりです。

営業さんに、皆暇なんですねと言うと、
大きな声では言えないですけど、そうなんです。どの会社も仕事が取れなくて大変みたいです。

だそうです。

毎年似たようなイベントをやっていますが、そんなに人は集まりません。

毎年コロナ前はガラガラで、バターケーキや、手土産が貰えたのでそれを目当てに行くくらいでした。

今回は、中国四国地方から色んな業者が集まり、バスで来ている業者もあったそうです。

皆さん大変みたいです。

テクノストラクチャーや、福祉施設の設備に興味があったので話が出来て良かったです。

テクノストラクチャーは梁や桁に木材ではなく鉄骨に木材を張り付けたものを使う工法です。

木造だと柱と柱の間を3640ミリまでにしないといけません。
これ以上離すことも出来ますが、木材が重たくなって、少しずつ下がってきます。

かといって、鉄骨造にするとお金がすごくかかります。

なので、柱は木材、梁や桁だけ鉄骨に木材を張り付けたものを使うので、費用がかなり抑えられます。

ほかにも、マンションの防音フローリングに重ね貼り出来るフローリングや、ポスト、太陽光、普通のフローリング、食洗機、エレベーター、等々色々聞いているとあっという間に時間になってしまいました。

もう少し居たかったです。

パナソニックの営業さんは、今週はこのイベントの準備ばかりでほとんど仕事をしていないって言ってました。
他県からも応援が来ていたみたいです。

中の写真を撮りたかったのですが、写真はダメだったので残念です。
今週から新しい現場に入りました。

今週と来週は解体です。

100年以上前の建物です。






築年数の割にしっかりした家です。

初日は家具やキッチンを壊しました。

2日目はお風呂と天井、壁を落としました。

3日目の水曜日はお風呂を壊しました。

普通の会社は解体屋さんに任せるのですが、解体から私達大工さんがやります。

解体しながらどう作ろうか、材料をどうするか、納まりをどうするか考えるんです。

解体屋さんに任せると、管理するために現場に入らないといけないですからね。
結局現場に張り付かないといけないなら、自分で解体して解体費浮かせたいですからね。

敷地が広いのでゴミを捨てにいくのが大変です。

出来るだけ早く終わらせて安く抑えたいです。

昨日、張り替え110番から電話がかかってきました。


襖、畳、障子、クロスの張り替えの仕事を紹介するので受けて貰えませんか?手数料は今なら3割のところを2割にします。との事でした。


高すぎる。普通1割でしょ。そんなんじゃお客さんにメリットないよ。と文句を言ったところ、不機嫌になり、電話を切られました。


こんなにき不快な気分になったセールスの電話はは初めてでした。


後でホームページを見てみると、こんなんじゃ出来ないよ。って思うような金額でした。


張り替えの単価って安いから、そんなに利益って出ないんですよね。


請け負う金額が低いから紹介料も3割と高くなるんでしょうけど、そんなんじゃお客さんやらないですよ。


うちも、私が入らない工事なら利益は1割~3割程利益をのせて請求するんですけど、それに更に3割とか…


絶対無理です。



話は変わって、先週、介護施設の雨漏りを見に行きました。


雨漏りは防水の専門家でも頭を悩ませます。

可能性が高いところを一つ一つ潰していく作業で、防水屋さんも気が休まらない時があると言ってました。


見に行ったのは暗かったし、防水の事はいまいちわからないので、後日、防水屋さんと一緒に見に行きました。


結果、板金に小さな穴が空いていてそこから雨漏りしているので、とりあえず応急措置としてコーキングを打って帰りました。


板金はやり変える必要があるので、防水屋さんに見に来て貰ったし、防水屋さんにお願いしようと思ったのですが、これはうちがやるよりも板金屋さんにお願いした方がいいね。

と言われました。


防水屋さんに、一応コーキング打って貰ったし、いくらか払おうか?と言うと、いいよいいよ。次また何かあったら頼んでねと言われました。


皆優しくていい人達です。

今年は建築業界が不況の年になりそうです。

去年から言ってましたけど、メーカーの受注がかなり落ちているみたいです。

メーカーの営業さんも大変みたいです。
営業さんが頑張ったところで工務店や建築会社やハウスメーカーにお客さんが集まらないと品物も売れないですもんね。

例年なら、この時期にショールームや、建材屋がキャンペーンをして集客するのですが、今年は業者向けの勉強会をするみたいです。

僕らが受注出来ないとメーカーさんも仕事にならないですもんね。







こんなセミナーの案内がきました。

3日間あるので、1時間くらいは顔を出してもいいのですが、正直、セミナー嫌いです。

講義とか、セミナーは本当に苦手ですぐに眠たくなります。

新入社員に行かせて、要約して貰おうかなと思います。

セミナーは全く為にならない訳ではないのですが、1時間ずっと為になる話をしている訳ではないと思うんです。
為になるのは1時間の中でも10分くらいですよね。

でも、講演する人って凄いなって思うんです。

素人さんになら私も知ったげに何時間でも話せるのですが、聞きに来るのは、まぁ、半分は私達の様な専門家です。
変なことを言うと、こいつ何素人みたいな事を言ってるの?
って思われます。

とりあえず、行くだけ行って粗品を貰って帰ろうと思います。