アブラハムへの誓い、ダビデへの誓い | アリエル ミッション

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1. アブラハム ストーリー

言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(‭‭ヨハネ 1:14‬ ‭新共同訳‬‬)

また、血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた。‭‭(ヨハネの黙示録‬ ‭19:13‬ ‭新共同訳‬‬)

聖書は、神の言葉です。そして、聖書は、創世記の始めから、黙示録の終わりまで、全て、神の御子イエス・キリストについての書です。なぜなら、主イエスは、神の言葉そのものだからです。

また、聖書を一つのストーリーとして追って行きますと、それは、実にアブラハム ストーリーです。神様がアブラハムに誓った約束がどうなるのか⁈という大筋の筋書きがあるのです。

聖書を二つに分断するようなことは、決して出来ません。聖書は、一つの一貫した書物だからです。ただ、どーしても二つに分けたいのだとしたら、、、創世記の一章から同じく創世記の十一章までと、アブラハムが前面に登場する創世記十二章から、黙示録のラストまでとなります。創世記の十一章までは、アブラハム登場までの伏線でもあります。

創世記の十二章になって、アブラハムが前面に登場すると、ガラッと流れが変わります。それまでは、アダムの罪によって、この世界は、坂道を転がり落ちる石の様に下へ下へと落ち込んで行くしかありませんでした。エノクや、ノアの様な信仰の徒は確かに現われましたが、堕落の坂道を下って行くのを食い止めるには至りませんでした。

しかし、アブラハムが登場することによって、事態は一気に変わります。まさにV字回復です!ハレルヤ!堕落の暗黒へと転がり落ちるしかなかった世界が、救いの光へと、V字回復を始めたのです。アーメン!

アブラハムを通して、神様は、具体的に救いの業を開始しました。アブラハムは、謂わば、救いの歴史の始まりなのです。ハレルヤ!

2. アブラハムとダビデ、二人のキー パーソン

イエス様は別格として、聖書の中に、鍵となる人物が二人います。もちろん、その一人は、アブラハムです。そして、もう一人は、、、あのダビデです。アブラハムは、言うまでもありませんが、ダビデもまた聖書の世界の中で、切り札、エースです。

神はアブラハムと契約を結びました。そして、そのアブラハムとの契約と同じライン上で、神はダビデと契約を結びました。神とアブラハムとの契約、そしてダビデとの契約、この二つの契約内容の実現のために、全宇宙が動いていると言っても過言ではありません。

神はご自身の契約に縛られています。契約である以上、契約履行の義務が生じます。ですから、契約の内容を実現しないとすれば、神は契約不履行になってしまいます!義なるお方が、不義を行ない、不義な存在となる、、、そんなことはあり得ません。

神の御子が人となられたのも、この契約の実現のためであり、主イエスの十字架と復活、そして、天に上げられ、聖霊が今、この地に臨んでいるのも、全て、アブラハムへの誓い、ひいては、ダビデへの誓いの実現のためなのです。

つまり、何よりもまず、アブラハムとの契約があり、それと同じライン上にダビデとの契約があります。御子イエス様の血は、実にこの契約を実効に移すためであり、今や聖霊様が、血によって実効に移されている契約をリアライズするために、私達に働きかけています。

3. イスラエルの土地を相続する一人のアブラハムの子孫

神とアブラハムとの約束は実に単純なものです。神はご自身を指してアブラハムに誓い、アブラハムとその子孫にイスラエルの土地を与えたのです。

「わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。わたしは彼らの神となる。」(‭‭創世記‬ ‭17:8‬ ‭新共同訳‬‬)

その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで、」(‭‭創世記‬ ‭15:18‬ ‭新共同訳‬‬)

In the same day the LORD made a covenant with Abram, saying, Unto thy seed have I given this land, from the river of Egypt unto the great river, the river Euphrates. (Genesis‬ ‭15:18‬ ‭KJV‬‬)

このアブラハムの祝福を受け継ぎ、イスラエルの土地を相続するアブラハムの子孫とは一体誰でしょうか?契約書にしっかりと明記されています。

ところで、アブラハムとその子孫に対して約束が告げられましたが、その際、多くの人を指して「子孫たちとに」とは言われず、一人の人を指して「あなたの子孫とに」と言われています。この「子孫」とは、キリストのことです。 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。」‭‭(ガラテヤ3:16, 29‬ ‭新共同訳‬‬)

そう!キリストに在る私達は、正真正銘、アブラハムの子孫であり、約束の地、イスラエルの土地を相続したのです!アーメン!

「だから、心に留めておきなさい。あなたがたは以前には肉によれば異邦人であり、いわゆる手による割礼を身に受けている人々からは、割礼のない者と呼ばれていました。」‭‭(エフェソ ‭2:11‬ ‭新共同訳‬‬)

確かに。

「また、そのころは、キリストとかかわりなく、イスラエルの民に属さず、約束を含む契約と関係なく、この世の中で希望を持たず、神を知らずに生きていました。」‭‭(エフェソ 2:12‬ ‭新共同訳‬‬)

仰る通りです。しかし‼️

「しかしあなたがたは、以前は遠く離れていたが、今や、キリスト・イエスにおいて、キリストの血によって近い者となったのです。」(‭‭エフェソ ‭2:13‬ ‭新共同訳‬‬)

アーメン‼️ハレルヤ‼️

「キリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、」‭‭(エフェソ ‭2:15‬ ‭新共同訳‬‬)

One New Man 一人の新しい人です✨

「すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。」‭‭(エフェソ ‭3:6‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ‼️今や、神の目には、一人の新しい人が、イスラエルの地に植えられ、力強い油注ぎに与かっているのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

「聖なる山シオンで わたしは自ら、王を即位させた。」(‭‭詩編‬ ‭2:6‬ ‭新共同訳‬‬)

こうして、ダビデの息子が、エルサレムに王座を設け、十二の部族を統一し、神の住まいを確立するという約束も実現しています‼️ハレルヤ‼️

4. 一本のオリーブの木、まことのメシヤを信じるイスラエル

「しかし、ある枝が折り取られ、野生のオリーブであるあなたが、その代わりに接ぎ木され、根から豊かな養分を受けるようになったからといって、 折り取られた枝に対して誇ってはなりません。誇ったところで、あなたが根を支えているのではなく、根があなたを支えているのです。」(‭‭ローマ11:17-18‬ ‭新共同訳‬‬)

ここに、一本のオリーブの木があります。神様が手塩にかけて育てて来た、実に立派な栽培種のオリーブの木です。この一本のオリーブの木は、神のイスラエル、即ち、まことのメシヤを信じるイスラエルです。その根は、私達の信仰の先祖、アブラハムです。

アブラハムは、主イエス様を信じていたでしょうか?もちろん、私達と同じように信じていました。イエス様ご自身がはっきりと語っています。

「あなたたちの父アブラハムは、わたしの日を見るのを楽しみにしていた。そして、それを見て、喜んだのである。」(‭‭ヨハネ‭8:56‬ ‭新共同訳‬‬)

モーセは、どうでしたでしょうか?もちろん、モーセは、私達と同じ様にイエス様を信じていました。

「信仰によって、モーセは成人したとき、ファラオの王女の子と呼ばれることを拒んで、 はかない罪の楽しみにふけるよりは、神の民と共に虐待される方を選び、 キリストのゆえに受けるあざけりをエジプトの財宝よりまさる富と考えました。与えられる報いに目を向けていたからです。 信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。」(‭‭ヘブライ 11:24-27‬ ‭新共同訳‬‬)

ダビデは、どうでしょうか?言うまでもありません!まことのメシヤを信じ、その復活を預言しさえしています!

「ダビデは預言者だったので、彼から生まれる子孫の一人をその王座に着かせると、神がはっきり誓ってくださったことを知っていました。 そして、キリストの復活について前もって知り、 『彼は陰府に捨てておかれず、 その体は朽ち果てることがない』 と語りました。 神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。」(‭‭使徒言行録‬ ‭2:30-32‬ ‭新共同訳‬‬)

皆、まことのメシヤを信じるイスラエルです。

「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。」(‭‭ペトロの手紙一‬ ‭1:8‬ ‭新共同訳‬‬)

とある通り、私達と同じ様に、彼らもキリストを信じたのです。

すると、あなたは、「枝が折り取られたのは、わたしが接ぎ木されるためだった」と言うでしょう。 そのとおりです。ユダヤ人は、不信仰のために折り取られましたが、あなたは信仰によって立っています。思い上がってはなりません。むしろ恐れなさい。」(‭‭ローマ ‭11:19-20‬ ‭新共同訳‬‬)

しかし、、、この御言葉にある通り、悲劇中の悲劇が起きてしまいました。遂に待望のメシヤが肉の形をとって、その民のところに来たら、何と思いっ切り拒絶されてしまったのです!

「言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。」(‭‭ヨハネ ‭1:11‬ ‭新共同訳‬‬)

彼らは、不信仰のゆえに、まことのメシヤを信じるイスラエルというオリーブの木から切り取られてしまいました。

その代わりと言っては何ですが、その辺に雑草の様に生えていたオリーブの木から、神様は、ポキンとその枝を折って、スッと、ご自身の栽培種のオリーブの木に接ぎ木したのです❣️すると、あら不思議‼️全く継ぎ目もない一本のオリーブの木に仕上がっているじゃあありませんか‼️ワオ‼️Amazing‼️Grace‼️

5. fullness of gentiles comes in

とは言え、折られた枝がいつまでも折られたままだというわけではありません。

「彼らも、不信仰にとどまらないならば、接ぎ木されるでしょう。神は、彼らを再び接ぎ木することがおできになるのです。 もしあなたが、もともと野生であるオリーブの木から切り取られ、元の性質に反して、栽培されているオリーブの木に接ぎ木されたとすれば、まして、元からこのオリーブの木に付いていた枝は、どれほどたやすく元の木に接ぎ木されることでしょう。」(‭‭ローマ11:23-24‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ!では、どうやって?次の決定的な御言葉に書いてある通りです。

For I do not desire, brethren, that you should be ignorant of this mystery, lest you should be wise in your own opinion, that blindness in part has happened to Israel until the fullness of the Gentiles has come in. (‭‭Romans‬ ‭11:25‬ ‭NKJV‬‬)

イスラエルの一部に頑なさ、盲目は、fullness of gentiles が、入って来るまで、とあります。

もともと、神の民は、fullness of gentiles 世界中に満ち満ちたものとなると言われていました。

「ところが、父はそれを拒んで言った。 「いや、分かっている。わたしの子よ、わたしには分かっている。この子も一つの民となり、大きくなるであろう。しかし、弟の方が彼よりも大きくなり、その子孫は国々に満ちるものとなる。」(創世記‬ ‭48:19‬ ‭新共同訳‬‬)

ええ、確かに、神の民は、世界中に満ちているのですが、大変残念なことに、一本のオリーブの木とされたという霊的自覚が欠けたままです。しかし、私達の心の目が啓かれ、オリーブの木の一部とされていることを悟ることこそは、真に、fullness of gentiles comes in なのです!アーメン!ハレルヤ!

また、fullness というのは、単に量的なことではなく、質的なことも意味しています。つまり、私達が、キリストに在ってfullness であることに目覚める時、頑なになった彼らの目が啓かれる時でもあるのです‼️アーメン‼️

「その日ユダは救を得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。 主は言われる、それゆえ見よ、人々は『イスラエルの民をエジプトの地から導き出された主は生きておられる』とまた言わないで、 『イスラエルの家の子孫を北の地と、そのすべて追いやられた地から導き出された神は生きておられる』という日がくる。その時、彼らは自分の地に住んでいる」。」(エレミヤ書‬ ‭23:6-8‬ ‭口語訳‬‬)

主イエスが、私の義だ!という告白と共に帰還するのです。もはや自分ではない、キリストが生きる!キリスト命!今がその時です。

そもそも、私達が救われたのは、頑なになってしまった彼らを妬ませるためでした。

「では、尋ねよう。ユダヤ人がつまずいたとは、倒れてしまったということなのか。決してそうではない。かえって、彼らの罪によって異邦人に救いがもたらされる結果になりましたが、それは、彼らにねたみを起こさせるためだったのです。」(‭‭ローマ‭11:11‬ ‭新共同訳‬‬)

私達を通して解き放たれるキ 圧倒的なfullnessが、彼らに飢え渇きを起こさせ、まことのメシヤを信じさせます。

こうして、私達は、一つに成って、Baruch haba b'shem Adonai!と主イエスに向かって叫ぶのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️

エルサレムへの一本の真っ直ぐな道🛣️が、私達の目の前に!


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〜見よ、わたしはすぐに来る〜

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