また、エフォドと共に着る上着を青一色の布で作りなさい。(出エジプト記 28:31 新共同訳)
青は、ヘブライ語で、תְּכֵלֶת(tekeleth) です。
この言葉には、כָּלָה(kalah) という言葉が含まれています。その意味は、to be cmplete, finished, accmplished 「完成」「終わった」「成し遂げられた」といった意味です。まさに、青は、キリストによって成し遂げられた完全な贖い、キリストに在る完成を意味しています。
イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられた」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。(ヨハネ19:30 新共同訳)
So when Jesus had received the sour wine, He said, “It is finished!” And bowing His head, He gave up His spirit. (John 19:30 NKJV)
十字架上でのイエス様の宣言、「成し遂げられた」It is finished! は、ヘブライ語で、このכָּלָה(kalah)です。
2. 青い房
「その服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。」(マタイ14:36 新共同訳)
さて、ここに十二年間も出血の止まらない女がいた。 多くの医者にかかって、ひどく苦しめられ、全財産を使い果たしても何の役にも立たず、ますます悪くなるだけであった。 イエスのことを聞いて、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエスの服に触れた。 「この方の服にでも触れればいやしていただける」と思ったからである。 すると、すぐ出血が全く止まって病気がいやされたことを体に感じた。(マルコ5:25-29 新共同訳)
長血を患っていた女性や、ゲネサレの地の人々は、何に触れたかというと、主イエスの衣の房です。それは、青い房なのです。
「イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。 代々にわたって、衣服の四隅に房を縫い付け、その房に青いひもを付けさせなさい。」(民数記 15:38 新共同訳)
同時、イエス様の衣にも、この青みの入った房が付いており、長血の女の子は、常日頃、自分の口で言っていた通り、青い房に触れたのです。彼女達は皆、天的な青、完成された贖い、completeness に触れたのです。癒されないはずがありません。アーメン。ハレルヤ✨
3. 祭司制度の変更
「その上着の真ん中に頭を通す穴をあけ、そのへりは革の鎧の襟のように縁取りをして破れないようにする。」(出エジプト記 28:32 新共同訳)
この青い上着の襟の部分は、この御言葉にある様に破れないようしっかりと縁取られていました。神聖な大祭司の衣服が、ヤワなものであってはなりません。
「同僚の祭司たちの上位に立ち、聖別の油を頭に注がれ、祭司の職に任ぜられ、そのための祭服を着る身となった者は、髪をほどいたり、衣服を裂いたりしてはならない。」(レビ記 21:10 新共同訳)
大祭司たる者、決して取り乱して、怒髪天を衝くような様を見せたり、衣服を裂くようなことはしてはならないのです!
しかし、、、
イエスは黙り続けておられた。大祭司は言った。「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、メシアなのか。」(マタイ 26:63 新共同訳)
時の大祭司、カヤパは、主に尋ねました。すると、沈黙を守って来た主は、はっきりと真実をお答えになりました。
イエスは言われた。「それは、あなたが言ったことです。しかし、わたしは言っておく。 あなたたちはやがて、 人の子が全能の神の右に座り、 天の雲に乗って来るのを見る。」(マタイ 26:64 新共同訳)
アーメン‼️ハレルヤ‼️
すると、カヤパは、次の様な行動に出ます。
そこで、大祭司は服を引き裂きながら言った。「神を冒瀆した。これでもまだ証人が必要だろうか。諸君は今、冒瀆の言葉を聞いた。 どう思うか。」人々は、「死刑にすべきだ」と答えた。 そして、イエスの顔に唾を吐きかけ、こぶしで殴り、ある者は平手で打ちながら、 「メシア、お前を殴ったのはだれか。言い当ててみろ」と言った。(マタイ26:65-68 新共同訳)
愚かにも、カヤパは、自ら祭司の服を裂いてしまったのです!
例によって、彼は、意識してやったわけではありませんが、このワンシーンは、神の御手の中で敢えて実現した預言的な出来事でした。即ち、古い血肉の世襲制による祭司制度は、古い契約と共に終わりを告げ、天からの、あのメルキツェデクに等しい、真新しい祭司が登場したのです!
なぜなら、 「あなたこそ永遠に、 メルキゼデクと同じような祭司である」 と証しされているからです。(ヘブライ7:17 新共同訳)
この方は、誓いによって祭司となられたのです。神はこの方に対してこう言われました。 「主はこう誓われ、 その御心を変えられることはない。 『あなたこそ、永遠に祭司である。』」(ヘブライ7:21 新共同訳)
「このようにして、イエスはいっそう優れた契約の保証となられたのです。」(ヘブライ7:22 新共同訳)
「しかし、イエスは永遠に生きているので、変わることのない祭司職を持っておられるのです。 それでまた、この方は常に生きていて、人々のために執り成しておられるので、御自分を通して神に近づく人たちを、完全に救うことがおできになります。」(ヘブライ7:24-25 新共同訳)
カヤパ邸での裁きの場では、私達の身代わりとなって、手を縛られて、殴られ、唾を吐きかけられましたが、今や、主は、確かに復活され、神の右におられ、永遠に私達のために執り成す大祭司となられたのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️
(次回、「青服の裾のザクロと金の鈴」に続きます!)
「3.2 大祭司の青服 完全な贖い」「2.24 三列目の宝石の輝き」など、浦和祈りの家や安息日礼拝メッセージはこちらから聴く事が出来ます♪
〜見よ、わたしはすぐに来る〜
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