それゆえ、わたしは彼らに知らせよう。 今度こそ、わたしは知らせる わたしの手、わたしの力強い業を。 彼らはわたしの名が主であることを知る。(エレミヤ書 16:14-15, 21 新共同訳)
まことに、今や、新しい出エジプトの時です。即ち、神様が、アブラハム、イサク、そしてヤコブに誓った誓いの言葉を実現する時が来たのです。そう!イスラエル全家の帰還の時です。アーメン‼️ハレルヤ‼️
「それゆえ、ヤハウェである主はこう仰せられる。今わたしはヤコブの捕われ人を帰らせ、イスラエルの全家をあわれむ。これは、わたしの聖なる名のための熱心による。」(エゼキエル39:25)
キリストに在って、ユダヤ人と諸国民が一体に成ることによって、ユダとエフライムが合体し、イスラエルの土地で、一人の新しい人として確立する時が来たのです。
私達は、ここで、極めて重要な、基本的な真理に霊の目が啓かれる必要があります。それは、神様とは、ご自身が立てた契約を守り、実現するお方である、という真理です。まことに、神は、契約神なのです。もう少し具体的に言いますと、神は、ご自身とアブラハムとの間に立てた契約を実現するお方なのです。
唯一のまことの神はアブラハムと契約を結びました。このアブラハムと結んだ契約と、同じライン上に、神様がダビデと結んだ契約があります。
神とアブラハムとの間の契約(誓い)、そして、神とダビデとの間の契約(誓い)を実現するために、全宇宙は動いていると言って過言ではありません。
神がアブラハムに誓った内容は、アブラハムとその子孫に、イスラエルの土地を与えた、というものです。
またダビデに対しての契約では、特にこの土地の中で、エルサレムを選び、ダビデの子孫が、エルサレムに王座を設け、イスラエルの十二の部族を統一して、神の住まい、神殿を建て上げるという内容です。
In the same day the LORD made a covenant with Abram, saying, Unto thy seed have I given this land, from the river of Egypt unto the great river, the river Euphrates. (Genesis 15:18 KJV)
and I have given to thee, and to thy seed after thee, the land of thy sojournings, the whole land of Canaan, for a possession age-during, and I have become their God.’(Genesis 17:8 YLT98)
またダビデに対しての契約では、特にこの土地の中で、エルサレムを選び、ダビデの子孫が、エルサレムに王座を設け、イスラエルの十二の部族を統一して、神の住まい、神殿を建て上げるという内容です。
「あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。 この者がわたしの名のために家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。」(サムエル記下 7:12-13 新共同訳)
で、ダビデの子孫、即ち、アブラハムの子孫とは、一人の人、キリストです。つまり、頭(かしら)なるイエス様と、ユダヤ人と諸国民からなる体である、一人の新しい人のことです。
ところで、アブラハムとその子孫に対して約束が告げられましたが、その際、多くの人を指して「子孫たちとに」とは言われず、一人の人を指して「あなたの子孫とに」と言われています。この「子孫」とは、キリストのことです。 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。(ガラテヤ 3:16, 29 新共同訳)
「こうしてキリストは、双方を御自分において一人の新しい人に造り上げて平和を実現し、」(エフェソ 2:15 新共同訳)
「すなわち、異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者、同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。」(エフェソ3:6 新共同訳)
まことに、神は契約神です。ですから、ご自身の契約を実現するためにお働きになる方であり、ご自身の契約を実現するためにこそ、ご自身の力を存分に発揮されるお方なのです。
「わたしは、アブラハム、イサク、ヤコブに全能の神として現れたが、ヤハウェというわたしの名を知らせなかった。 わたしはまた、彼らと契約を立て、彼らが寄留していた寄留地であるカナンの土地を与えると約束した。 わたしはまた、エジプト人の奴隷となっているイスラエルの人々のうめき声を聞き、わたしの契約を思い起こした。 それゆえ、イスラエルの人々に言いなさい。わたしはヤハウェである。わたしはエジプトの重労働の下からあなたたちを導き出し、奴隷の身分から救い出す。腕を伸ばし、大いなる審判によってあなたたちを贖う。 そして、わたしはあなたたちをわたしの民とし、わたしはあなたたちの神となる。あなたたちはこうして、わたしがあなたたちの神、ヤハウェであり、あなたたちをエジプトの重労働の下から導き出すことを知る。 わたしは、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると手を上げて誓った土地にあなたたちを導き入れ、その地をあなたたちの所有として与える。わたしはヤハウェである。」(出エジプト記 6:3-8)
話しの始めと締めくくりに、「わたしはヤハウェである。」と、主は今日も語っておられます。その話しの内容は、ご自身が、アブラハム、イサク、ヤコブに誓った通りに、アブラハムの子孫をその相続地に帰らせて、その地を所有させる、という内容です。ヤハウェという、神様の固有名詞には、このように、神は契約を守り、実現する契約神なのだ、という意味が込められているのが分かります。
2. アブラハムとの誓いを守るために
主は、ご自分の契約をとこしえに覚えておられる。お命じになったみことばは千代にも及ぶ。その契約はアブラハムと結んだもの、イサクへの誓い。主はヤコブのためにそれをおきてとして立て、イスラエルに対する永遠の契約とされた。そのとき主は仰せられた。「わたしはあなたがたの相続地としてあなたに、カナンの地を与える。」(詩篇105:8-11 新改訳聖書)
ヤハウェは、契約を遵守するお方ですから、ご自身の民にイスラエルの土地を与えるという契約を実現するために、力ある御手を次々と繰り出されます‼️
「主は、そのしもべモーセと、主が選んだアロンを遣わされた。彼らは人々の間で、主の数々のしるしを行い、ハムの地で、もろもろの奇蹟を行った。」(詩篇105:26-27 新改訳聖書)
所謂、十の災害ですね。
「主は彼らの国の初子をことごとく打たれた。彼らのすべての力の初めを。」(詩篇105:36 新改訳聖書)
遂に、小羊の血のゆえに、出エジプトです‼️
もちろん、その際、主はご自身の民を空手で去らせる様なことはなさいません。
「主は銀と金とを持たせて御民を連れ出された。その部族の中でよろける者はひとりもなかった。」(詩篇105:37 新改訳聖書)
ハレルヤ‼️一夜の内に、それまで、ボロボロの奴隷状態だった者たちが、完全な健康体となって立ち上がり、エジプトの金銀をどっさり持って歩み出したのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️
「民が願い求めると、主はうずらをもたらし、天からのパンで彼らを満ち足らわせた。」(詩篇105:40 新改訳聖書)
「主が岩を開かれると、水がほとばしり出た。水は砂漠を川となって流れた。」(詩篇105:41 新改訳聖書)
空から肉やパンが降って来るし、岩から水は出るし、一体全体、何だって、こんなミラクルが続くのでしょうか?それはもう!一重に、、、
「これは主が、そのしもべアブラハムへの聖なることばを、覚えておられたからである。」(詩篇105:42 新改訳聖書)
アーメン。ハレルヤ。そして、もちろん、ヤハウェであるお方は、変わることがありません。(マラキ3:6) 今も全く同じです。
主は、アブラハム、イサク、ヤコブに誓った通りに、私達、復活のイスラエル十二部族を、イスラエルの土地に帰還させ、ダビデに誓った通り、エルサレム神殿の生ける石として集め、栄光を現わし、メシヤなるイェシュアをお迎えに上がらせるのです‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️
3. 契約を実動に移す民のうめき、異言の祈り
近代社会は、基本的に契約社会です。例えば、私は、賃貸マンションに住んでいますが、これは、貸し主と、賃貸契約を結んでいるから、今の部屋に住み、そこで、祈ったり讃美したり、自由に出来るのです。契約上の祝福に与かっているわけです。
しかし、同じマンションだからと言って、隣りの部屋に勝手に入り込んで、どんちゃん騒ぎでも始めれば、これは、もう不法侵入罪になってしまいます!
神は、アブラハムへの誓いの実現のために力を発揮されるのであって、契約実現以外のところで、神様の力を期待して、多くを得ようとしても、それは、やはり無理な相談となってしまいます。
「お前たちは多くの収穫を期待したが それはわずかであった。 しかも、お前たちが家へ持ち帰るとき わたしは、それを吹き飛ばした。 それはなぜか、と万軍の主は言われる。 それは、わたしの神殿が廃虚のままであるのに お前たちが、それぞれ自分の家のために 走り回っているからだ。」(ハガイ書 1:9 新共同訳)
エルサレムの平和を追求せよ(詩篇122:6)、と主は言われます。まことに、But rather seek ye the kingdom of God; and all these things shall be added unto you. (Luke 12:31 KJV) です。
神はご自身の創造の目的を実現するために、アブラハムと、またダビデと契約を結び、御子イエス様の血が、この契約を実効に移しました。
キリストの血によって実効に移された契約を、今や聖霊様が、実動に移そうとして、私達の内に働きかけています。
「それから長い年月がたち、エジプト王は死んだ。その間イスラエルの人々は労働のゆえにうめき、叫んだ。労働のゆえに助けを求める彼らの叫び声は神に届いた。 神はその嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。 神はイスラエルの人々を顧み、御心に留められた。」(出エジプト記 2:23-25 新共同訳)
「わたしはまた、彼らと契約を立て、彼らが寄留していた寄留地であるカナンの土地を与えると約束した。 わたしはまた、エジプト人の奴隷となっているイスラエルの人々のうめき声を聞き、わたしの契約を思い起こした。」(出エジプト記 6:4-5 新共同訳)
神様は、イスラエルの民のうめきを聞いて、彼らにイスラエルの土地を相続させるというアブラハムとの契約を思い起こしたとありますが、もちろん、神様は、ご自身の誓いを忘れていたわけではありません。イスラエルのうめきが、契約内容を実動に移したのです。
で、今日、契約を実動させ、私達をイスラエルの土地に帰らせるために、力ある御手をのばさせるのが、聖霊によるうめき、即ち、私達から解き放たれる異言の祈りなのです‼️アーメン🔥アーメン🔥アーメン🔥
「御霊もまた同じように、弱いわたしたちを助けて下さる。なぜなら、わたしたちはどう祈ったらよいかわからないが、御霊みずから、言葉にあらわせない切なるうめきをもって、わたしたちのためにとりなして下さるからである。」(ローマ人への手紙 8:26 口語訳)
というわけで、さあ、今日も異言で祈れ🔥祈れ🔥祈れ🔥
(次回、「異言の祈りのSuper Power」に続きます。)