来たるべき御怒り①〜エノクの転機〜 | アリエル ミッション

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1. エノクの転機

信仰によって、エノクは死を見ることのないように移されました。神に移されて、見えなくなりました。移される前に、彼は神に喜ばれていることが、あかしされていました。信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。(ヘブル11:5-6 新改訳聖書)

信仰によって、或いは、信仰のゆえに、エノクは、死を体験することのないように、神によって移されました‼️ハレルヤ✨

このことは、もちろん、所謂、携挙、Rapture、Departure の預言、型です。

後に生きて存れる我らは、彼らと共に雲のうちに取り去られ、空中にて主を迎へ、斯くていつまでも主と偕に居るべし。(1テサロニケ4:17 文語訳)

「空中にて主を迎え」と、文語訳聖書が正確に翻訳している通り、私達は、主が来られるのをお迎えに上がるのです。
ですから、携挙というのは、決して、ハプニング、何か突然の事故にでも会うかの様に起きるのではありません!私達が、聖霊によって、切に主を待ち望んだ結果なのです。

「空中にて主を迎え」の「迎える」と訳されている ἀπάντησις(apantésis) というギリシャ語は、大国の要人をオフィシャルに迎える時などに使われる言葉です。

例えば、アメリカ🇺🇸の大統領が、公式に大切な外交目的で来日するとします。すると、日本🇯🇵側も、当然、首相クラスの要人が、飛行場まで、恭しくお迎えに上がることでしょう。そして、一緒に立派なリムジンに乗って迎賓館に向かいます。 
まさか、大統領の公式な来日だというのに、何の歓迎もなく、大統領が一人で苦労して地下鉄を乗り継いで、首相官邸にたどり着くなんて事にはなりません!  

これが、所謂、携挙(Rapture) です。私達は、主イエス様をお出迎えに上がり、そして、共にエルサレムに入城します✨ハレルヤ✨✨

さて、、、

エノクは、移される前に、神様から喜ばれていました。彼には信仰があったのです。神がおられることを信じ、また、神を求める者には、神は、必ず答えてくださり、豊かに報いてくださるということを信じていました。

「エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった。」(‭‭創世記‬ ‭5:24‬ ‭新共同訳‬‬)

そうです!エノクは、神と共に歩んだのでした。後のノアもまた、「ノアは神と共に歩んだ。」(‭‭創世記‬ ‭6:9‬ ) とあります。

and the communion of the Holy Spirit be with you all. Amen. (‭‭II Corinthians‬ ‭13:14‬ ‭NKJV‬‬)

では、どうしたら、私達は、神様と共に歩むようになるのでしょう?
即ち、神がおられることを信じ、神に求めれば必ず豊かに答えてくださると信じるようになるのでしょう?
より具体的に言いますと、聖霊様が、私達の内におられることを絶えず意識し、その聖霊様に依り頼み、聖霊様ご自身との豊かな交わりが確立するということです。
こうして、結果的に、死を体験することなく移されるようになるためには、何が鍵となるのでしょう?

先人エノクの生涯に注目しましょう。

「エノクは六十五歳になったとき、メトシェラをもうけた。」‭‭(創世記‬ ‭5:21‬ ‭新共同訳‬‬)

エノクは、六十五歳になった時、人生の大きな転機を迎えました。彼は子をもうけ、その名をメトシェラと名付けました。そして、それ以降、彼は霊の目覚めを体験し、俄然、神と共に歩み始めたのです!

「エノクは、メトシェラが生まれた後、三百年神と共に歩み、息子や娘をもうけた。」(‭‭創世記‬ ‭5:22‬ ‭新共同訳‬‬)

こうして、彼は神によって移されたのです‼️

「エノクは三百六十五年生きた。 エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった。」(‭‭創世記‬ ‭5:23-24‬ ‭新共同訳‬‬)

ハレルヤ✨

エノクの生涯の最初の六十五年は、アベレージ的クリスチャンとでもいいましょうか、まあ、親が教会行ってるから、習慣で、教会の皆さんに忘れられない程度に、時々集会に参加するといった感じでした。

しかし!彼が六十五歳になった時、主からの明確な啓示を受けたのです。それは、その息子をメトシェラと名付けたことから分かります。


מְתוּשֶׁלַחメトシェラという名の、メトはמָוֶתマーヴェット、即ち、「死、死んだ者」という意味から来ており、シェラは、שָׁלַחシャラハ、即ち、「送る」「送られる」という意味です。

ですから、メトシェラという名は、「彼が死んだ後に送られる」という意味になります。

エノクは、メトシェラが生まれた時に、主の啓示を受け、今、生まれた息子が、その生涯を終える頃、何かが、神から送られるということを示されたのでした。
この啓示が、エノクのそれまでのこの世と調子を合わせたノホホンとした自分本位の生き方を一変させ、神と共に歩むようにさせたのです。

ところで、エノクの息子、メトシェラは何歳まで生きたのでしょうか?  

「メトシェラは百八十七歳になったとき、レメクをもうけた。 メトシェラは、レメクが生まれた後七百八十二年生きて、息子や娘をもうけた。 メトシェラは九百六十九年生き、そして死んだ。」(‭‭創世記‬ ‭5:25-27‬ ‭新共同訳‬‬)  

969歳!聖書に書かれている年齢で、最高齢です!それにしても、超長生き!

実は、メトシェラが969年の生涯を終えた、まさにその時、大洪水の裁きの始まったのでした‼️
メトシェラという名が意味する通り、エノクの息子が死んだ後に、大洪水の裁きが神から送られたのです。

(「メトシェラは九百六十九年生き、そして死んだ。」(創世記‬ ‭5:27‬ ‭新共同訳‬‬)

「メトシェラは百八十七歳になったとき、レメクをもうけた。 レメクは百八十二歳になったとき、男の子をもうけた。 彼は、「主の呪いを受けた大地で働く我々の手の苦労を、この子は慰めてくれるであろう」と言って、その子をノア(慰め)と名付けた。」(創世記‬ ‭5:25, 28-29‬ ‭新共同訳‬‬)

「ノアが六百歳のとき、洪水が地上に起こり、水が地の上にみなぎった。」(‭‭創世記‬ ‭7:6‬ ‭新共同訳‬‬)

187+182+600=969)

エノクは、息子の死後に訪れる全世界的な裁きの到来を知らされ、息子の名によって、その事を預言したと言えます。
この来たるべき裁きの啓示こそは、エノクに神を畏れ、造り主に立ち返る思いを与え、結果的に、神と共に歩むようにとエノクを導いたのです。アーメン。

兄弟たち。それらがいつなのか、またどういう時かについては、あなたがたは私たちに書いてもらう必要はありません。主の日が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。
人々が「平和だ。安全だ」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦の産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。
しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。(1テサロニケ5:1-4 新改訳聖書)

まさか、本当に戦争になるなんて!しかし、目の前に繰り広げられている地獄絵図は現実のものであり、紛れもなくWar なのです!

御怒りは、必ず全地に臨みます。その時は差し迫っています。

私に告げて言った。「ダニエルよ。私は今、あなたに悟りを授けるために出て来た。あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが述べられたので、私はそれを伝えに来た。あなたは、神に愛されている人だからだ。そのみことばを聞き分け、幻を悟れ。あなたの民とあなたの聖なる都については、七十週が定められている。それは、そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである。」(ダニエル9:22-24 新改訳聖書)

定めの70週というものが、確かにあるのです!
その様に時を定めたのは、もちろん、神ご自身なのです。
ということは、必然的に、ラスト一週も、定められた通りに、来てしまうということです。

彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげものとをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現れる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。(ダニエル9:27 新改訳聖書)

そうです。反キリストの台頭そのものが、キリストを受け入れないエルサレム、また、ユダヤの民への御怒りであり、それは、イスラエル🇮🇱から始まり、全世界に及んでしまうのです。

「書かれていることがことごとく実現する報復の日だからである。 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。この地には大きな苦しみがあり、この民には神の怒りが下るからである。 人々は剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれる。異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。」(‭‭ルカに21:22-24‬ ‭新共同訳‬‬)

もちろん、そうなる前に、主は憐れみの内に、ご自身の働き人をイスラエル🇮🇱に、また、全世界に遣わし、御怒りから救い出してくださる主イエスを待ち望むようにさせます‼️アーメン‼️もちろん‼️今がその時です‼️

「見よ、わたしは 大いなる恐るべき主の日が来る前に 預言者エリヤをあなたたちに遣わす。 彼は父の心を子に 子の心を父に向けさせる。 わたしが来て、破滅をもって この地を撃つことがないように。」(‭‭マラキ書‬ ‭3:23-24‬ ‭新共同訳‬‬)

繰り返します。御怒りは、全地に臨みます。その時は差し迫っています。

「わたしたちは、わたしをお遣わしになった方の業を、まだ日のあるうちに行わねばならない。だれも働くことのできない夜が来る。」
‭‭(ヨハネによる福音書‬ ‭9:4‬ ‭新共同訳‬‬)

(次回に続きます!)


「10.14 エノクの転機」など、浦和祈りの家や安息日礼拝メッセージはこちらから聴く事が出来ます♪


〜見よ、わたしはすぐに来る〜

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