「ユダの王、ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代、イスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代に、ベエリの子ホセアに臨んだ主の言葉。」(ホセア書 1:1 新共同訳)
いよいよ私達の聖書通読箇所も、ホセア書に入りました！
結論から先に言いますが、このホセア書こそは福音です。これぞ、イエス・キリストの福音そのものです！
そして、ホセア書の具体的なテーマは、私達が長年にわたって教えられてきた、北イスラエル王国、即ち、エフライム、所謂、失われた十部族の復活、帰還預言です。
神の悲願である北イスラエル王国と南ユダ王国とのイスラエルの土地での再統一がホセア書の偉大なテーマです。
そして、特にこの書では、北イスラエル、エフライムへの神様のハンパない愛が余す所なく語られています。
この全てを焼き尽くす炎🔥のような、激情とも取れる愛をもって愛されている北イスラエル、エフライムとは、実に、あなたのことであり、この私のことなのです‼️‼️‼️
私達は野生種のオリーブでしたが、神のイスラエルというアブラハム、イサク、ヤコブを根とする神の栽培種である一本のオリーブ🫒の木に接ぎ木され、今やその根から豊かな養分を受けています。
頭(かしら)なる主イエス様のもと、ユダヤ人と諸国民が一体となり、一人の新しい人がイスラエルの土地を相続し、神の命に溢れて全地を支配する‼️これぞ、創造と贖いの目的です。
ですから、私達がユダヤ人と共に一つの体に召されていることに目覚めることにより、エフライムの復活とユダとの合体預言は、実際のものとなるのです‼️(エゼキエル書37:15〜28参照)
さて、、、ホセア、この名を直訳すれば、「救い」となります。よりヘブライ語の語根を生かした訳し方をすれば「解放」となります。神の偉大な救い、解放のドラマがホセア書に展開しています。
そのホセア「救い(解放)」に、主は語り、命じます。
主がホセアに語られたことの初め。 主はホセアに言われた。 「行け、淫行の女をめとり 淫行による子らを受け入れよ。 この国は主から離れ、淫行にふけっているからだ。」 彼は行って、ディブライムの娘ゴメルをめとった。彼女は身ごもり、男の子を産んだ。(ホセア 1:2-3 新共同訳)
えっ？今何と言われた⁇
行け！淫行の女と結婚しろ、だって⁈なんじゃ、そりゃ！！娼婦と結婚しろ、と？？？
しかし、これが、聖なる神ご自身からの預言者へのご命令です❗️
あなたが、今、こう言われたらどうしますか？
所謂、水商売、性風俗店などに通って、これはと思う女性に結婚を申し込む、、、何だかネット配信のマンガや昼メロのテーマにしても、ちょっとどうかと思う話しですが、言うまでもなく聖書は実話です！
この世の中、風俗店で働く方たちの中には、いろいろと事情を抱えておられる方がいます。
中には、夫からの酷いDVなどにより泣く泣く離婚し、気がつけば、育ち盛りの子供たちを抱え、頼りになる親戚もおらず、やむなく働いている方もいます。そんな女性を探し出して、助けるために結婚せよ、というのならまだ格好がつきますが、ホセアが結婚したゴメルさんは、そんな女性とは違います！根っからの淫行の女、浮気性の女なのです！あちゃー🤷♂️🤷♀️😭😭
ゴメル姐さんときたら、少しでも気になった男を見つければ、次々と誘惑せずにはおれないような、しょーもない女性でした！ひえー😱
そして、ごのゴメルこそは、神に反逆に反逆を重ね、次から次へと新しい偶像神に飛びつく北イスラエル、エフライム、即ち、私達の偽らざる姿なのです！！！
まだホセア書を読んでいない方にはネタバレになってしまいますが、実は、この節操のかけらもないゴメル姐、この「ゴメル」という名前に不思議な意味があります。なぜ不思議かというと、全く相反する二つの意味を同時に持つ言葉だからです。
一つの意味は、英語ですと、to the end もうオシマイ、とでも訳しましょうか。終わった存在、今風に言えば、オワコンです。だめになってしまったものの意です。
そして、もう一つは、accomplish 成し遂げる、完成する、という意味合いがあるのです。これは、即座に、私達に、あの十字架上での主イエス様の叫び、宣言を思い起こさせます‼️そう、It is finished‼️私達の救い、解放が成し遂げられ、完成、完了したとのキリスト宣言です‼️ハレルヤ‼️アーメン‼️
つまり、ゴメルという名は、これ以上は堕ちることも出来ないほど落ち込んでしまい、もう終わってしまい、人々からも完全に忘れ去られて久しい北イスラエル、エフライム、喪われた十部族、即ちこの私達が、神のキリストによってものの見事に救われ、解放されることを現しているのです‼️ハレルヤ過ぎる‼️もー、言葉にならん‼️
事実、ゴメルは、三人の子をホセアとの間にもうけますが、生来の浮気の虫はついぞおさまらず、結局は、夫も子供達も置いて勝手に家を飛び出し、男から男へと渡り歩きます。
当初は名も売れ、江戸時代の花魁もかくやとばかり、将軍様をお相手にするような高級コールガールとして闇の世界の女王として名を馳せます。
しかし、ホストクラブに通う内に、亭主の金から、自ら風俗店で稼いだ金まで湯水のようにホストに注ぎ込むようになり、、、後は、絵に描いたような転落劇が待っていました。ホストの甘い言葉に騙されて、闇金にまで手を出すようになり、挙げ句の果てに男に捨てられてしまいます。
気がつけば、場末も場末のさびれた街角で身売りする始末、、、その時、ホセアは、また、子供達は？？？(To be continued )
♪全世界が泣いた！心のハードボイルドストーリー、奇跡奇跡の夫婦と家族の物語は次回に続きます❣️
(このブログ記事は、2021年7月21日の記事の修正です。)
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〜見よ、わたしはすぐに来る〜
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