自然治癒力を落とす肥満! | Fujiwara Yasunori Blog

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世界のエリートは「健康マネジメント」
を日々の生活に取り込む 藤原康典

いつも訪問ありがとうございます。

 

今日は「肥満は万病のもと」というお話をします。

 

肥満は万病のもと

日本では、BMIが25を超える肥満者が増えてきている。

 



BMI値が22の時が最も病気になりにくいそうである。

男性の肥満は年々増加傾向で

40~60歳代の男性では肥満者の割合が30%を超えている。
(2016年の国民健康・栄養調査より)

女性は?

昔とあまり変化はないが閉経後の女性に多い。(女性ホルモンの関係)

特に気を付けたいのは内臓脂肪である。

内臓脂肪=臓器の周りにたまる脂肪(男性に多く、おなかがぽっこり)

皮下脂肪=皮膚のすぐ下につく脂肪(女性に多く、指でつまめる脂肪)

内臓脂肪1kg増=腹囲約1cm増となる。

これが様々な生活習慣病の要因となる。

①高血圧を引き起こす(交感神経の働きが活発になる)

②高血糖を引き起こす(インスリンの働きが悪くなる)

③脂肪異常を引き起こす(コレステロール、中性脂肪のアンバランス)

高血糖を放置するとやがて糖尿病に進行する。

糖尿病とは
・血液中のブドウ糖濃度が異常に高い状態
・さまざまな症状や合併症につながる。(神経障害、網膜症、腎症)

コレステロールとは
・細胞膜やホルモンの材料
LDLコレステロール=悪玉コレステロール
HDLコレステロール=善玉コレステロール
内臓脂肪はHDLコレステロールの減少、中性脂肪の増加を引き起こす。



ペットボトル症候群って聞いたことありますか?
・清涼飲料水を大量に飲むと血糖値が急上昇して昏睡状態に陥る人がいる。
 これを「ペットボトル症候群」という。
※肥満がある人は高血糖になりやすいので水分補給は水かお茶にする。

肥満と言えばメタボ・・・
メタボを食い止めよう!

メタボって何ですか?



肥満に加え、高血糖・高血圧・脂質異常が複数で重なって起きている病態
を、「メタボリックシンドローム」という。
・メタボは心疾患や脳卒中のリスクを上げる。

メタボになる最大の要因はなんですか?
ずばり「食べ過ぎと運動不足」である。


具体的にどうすれば良いの?
ふだんの食事量と活動量が釣り合っていれば、体重は大きく変動せず
太り過ぎたり痩せすぎたりすることはない。
つまり取って良いエネルギー量の物差しを持つ必要がある。
自分が1日にどれぐらいのエネルギーを必要とするかを
年齢・性別・通常の身体活動量から判断する。

太っている人は極端な減量はやめる。

・無理なダイエットは脂肪肝を招く
糖質・たんぱく質の摂取不足は中性脂肪の合成が盛んになり肝臓に
中性脂肪が蓄積して脂肪肝になっていまう恐れがある。

じゃあ無理のない、良いダイエットするには?

・体脂肪を減らすことを心がける。
・体脂肪1kg=7000kcalに相当(先ずは1日約240kcal減らす)
・夕食は早めに、遅くなる時は軽くとる。
・歩く時間を増やす。

どうしても食べすぎちゃう人はどうすればいいの?

・よく噛んでゆっくり食べる(ひと口 約30回)
・野菜を先に食べると食物繊維がおなかにたまり満腹感が得られる。
・小さめのお茶碗に変える。
・満足しても食べ物が無くなるまで食べ続けるのを止める。

最後まで読んで下さってありがとうございます。