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人財育成コンサルタントの藤原です。
いよいよ本番のグループ討議が始まりました。
みんな最初の研修だけに、緊張がかくせません。
グループ毎に各部屋に分かれて、各自に課題が渡されました。
課題表の中に10分読みこんで、50分討議して結論を出す様に
書かれています。
注意点といしては、課題内容を良く読み込んでどの様に話し合うか
与えられた使命をどの様に他の5名に納得させるか、作戦を立てる必要があります。
グループ討議は他の個人プレーに比べ攻略はかなり難しいと思います。
何故なら、グループに中にどの様な人が居るかによって話の流れから結果
に至るプロセスが大きく変わる可能性が生じるからです。
声が大きい人が声高に主張するグループに入った場合、発言機会が激減する
可能性がある。
また逆にもの静かなグループに入れば、自分がリーダーシップを
取るようになることもあり得ます。
この様にメンバーによって化学反応を起こすのがグルー討議の特徴です。
そこで参加者は、各自の主張から各人の特徴と自分の個性を考えどんな役割を
演じれば結論を出すのに有利に働くか瞬時に判断して、自分の役割を決定しなければ
ならないのです。
このメンバーならリーダーをやる、またタイムキーパーをするをかって出るのです。
そして50分の討議に満遍なく参加することが大切です。
また、最初の各自の課題をよく聞いてメモり、他の5名の弱点を探り出すのです。
絶対にやってはいけないのが、課題意外の話を勝手に作らないことです。
評価者であるアセッサーは6名分熟知しているので、有利な展開に持って行くための
「うそ」は禁物です。
一つコツを言うならば、アウトプットしなければ評価しないという人材アセスメントの
性質上、頭にある主張は黙っているより主張した方がずっとベターだということです。
まとめます。
【コツのまとめ】
1.主張は遠慮なくアウトプットする。
2.声は大きい方が有利(大きい声で発言する)
3.自説の根拠固めの為によく読み込む。
4.自信を持った発言が出来る様にする。
5.本人のキャラクターやメンバーを見て、リーダーシップ(司会者)
&メンバーズシップ(タイムキーパー)を買ってでる。
6.自説の受容を求め働きかけ、巻き込みの作戦を練る。
私が担当したメンバーはリーダー役が2名で協力体制を築き、他を凌駕する
展開となり、その二人の課題だけが上手く達成しました。
何故かというと、二人とも私が教えた作戦を忠実に再現したからなんです。
次回はいよいよ難関の分析演習について話したいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございます。