訪問、いつもありがとうございます。
人財育成コンサルタントの藤原です。
いよいよ、年に1回の能力開発研修がはじまりました。
当日は、アセッサー(評価者)とアセッシー(研修生)の
自己紹介からスタートします。
3分間で、自分の過去から現在に至るストーリーを話して
この研修を生かしてどの様な未来にするかを語るのです。
また、どの様に会社に貢献できるかアピールするのです。
これがまあ会社が求めている価値観なんです。
結果、決意表明を求める「踏み絵」なものにならない様に
するのもアセッサーの役目なのかもしてません。
また、この自己紹介で参加者のプロフィールを評価者が
知るという評価活動のスタートでもあるのです。
参加者が大勢の前で話すことによるストレス耐性が
確認できるまたとないチャンスでも有ります。
この最初の関門ですが、実は緊張して声が震えるぐらいが
丁度良い印象を評価者に与えるし、真剣さがより強く伝わるんです。
つまり、「どうでも良い」とあきらめている人は緊張しませんからね。
また、自己紹介で話すとき十人十色ですがひとつ注意が必要になります。
そうです。
目線をどの様にコントロールするかということポイントになります。
小職の場合は1回の研修で1グループ6名単位で、3グループが
参加します。
これを3回に分けて研修します。
アセッサー・スタッフ・アセッシー計30名ぐらいが一番大きな研修会場で
聞いている中で話しますので目線が結構気になります。
上を向いて、観客(聞いている人)を無視してマイペースでどんどん話す人。
真っ直ぐ視線をあまり気にしないで話す人。
目がおよいで定まらない人。
これでは聞いている人とコミュニケーションが取れません。
「困ったタヌキは目でわかる」と言いますが、視線を柔らかくして
自分の話に「相づち」をくれた人に目線を合わせ、その人に語り掛ける
これを1センテンス毎に繰り返しその都度「目」が合った人に視線を合わせるのです。
そうすると自分でも不思議なぐらい話に乗ってくるんです。
そうです。相槌をうってくれる人は「そうだ、その通り」と発表者を
応援してくれているんです。
この人達を使わない手はないですね、この応援に乗って上手くやることを
「調子に乗る」と言います。
どうですか?
自己紹介の「カン・コツ」理解出来たでしょうか。
次回は、いよいよ第一の課題であるグループ討議について
書いて行きたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
