手をかけないとなんだか不安よね? | 日本高齢者改善介護協議会理事長フロレンス岩下の『改善介護士』の小部屋

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日本高齢者改善介護協議会が運営する『改善介護士』資格認定講座に関する情報をまとめたブログです。日本の高齢化問題を解決するソーシャルスタンダート(社会標準)を目指します。



こんにちは
フロレンス岩下です。
 

うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


愛犬の大地くんと♫


 



犬犬犬犬犬犬犬犬犬犬

 


最新の褥瘡ケアについて
詳しくお伝えしますね。


とにかく手をかけない!


例えば、オムツの交換は夜はやらないのです。


寝る時と起きる時だけしか
オムツの交換をしません。


さらに
夜中にそおっと
排泄物が漏れていないか


確認する!


なんて行為もしません。


それは、なぜか?!


夜中のオムツ交換のほとんどが、汚れたパットだけを交換します。


寝ている方をなるべく
起こさないように


そおっと、パジャマのズボンを脱がせ

そおっと、テープ付きオムツのテープを外し


寝返りをさせると
 

起きてしまうかもしれないので


仰向けのまま


濡れたパットをサッと


抜き取り、新しいパットを


ササッと挿入します。

 


こんな感じで
どちらかというと


寝ている方を起こさないために


工夫をしているのではないでしょうか?

 



褥瘡ケアのことを考えると


これが褥瘡を作り


悪化させるのです。
 



なぜなら、パットをサッと抜き取るときに


皮膚をこすっているから。


皮膚に摩擦が起きるのです。
 



摩擦を起こさないために


夜間はオムツ交換をしないのです。
 

手をかけない方が
褥瘡には良い効果をもたらすのです。


そうは言われても
尿が漏れたら、朝の業務が


大変になるー!!


と心配な方が多いと思います。


この対策は、オムツの適切な当て方です!
 

こちらについては
別の機会に詳しくお伝えしますね。 
 

さて


褥瘡ができる原因は
 

圧、栄養、摩擦、ズレ、湿潤と習いました。
 

例えば、癌の末期状態の方
 

栄養状態はかなり悪くなります。


そのような低栄養の方でも


圧と摩擦とズレに対して


対策をすれば


どんなに深い褥瘡でも


短期間で改善するのです。


これには、本当にびっくりしますよ。


そして
寝ている時、座っている時に


皮膚と骨の間にズレが


起きていないか?!


これをチェックすることが


大事です。


介護職員の介助によって


ズレを起こしていることが多いのです。


ベッドや車椅子の
上半身を上げる時


利用者さんのからだを
手で抱えていませんか?


ベッドのギャッジアップ機能で
上半身を上げたり下げたりしてますよね。


その後に
背中にかかる圧を抜いてますか?


圧抜きをすることで
ズレを防止することができるのです。


一度
自分で介護用のベッドに寝て
 

ギャッジアップしてみてください。

背中がきゅうくつなのがわかります。

そして、無意識に
背中をモゾモゾさせて

自分で圧抜きをしているはずです。


自分で動けない利用者さんは 


圧がかかったまま、ズレが起きたままなのです。


ズレの対策は、


アジャストグローブを使います。


アジャストグローブはこちら

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ナイロンでできた長い手袋なのですが


こちらを介護職員さんの手につけて


背中とベッドの間に潜り込ませ
 

上から下にスーッとすべらせます。


これは、自分で体験しないと


なかなか納得ができないかもです。


アジャストグローブがなくても


大きめのビニール袋を使っても
 

同じ効果がありますよ。


最新の褥瘡ケア


まだまだ、たくさんの


ケア方法がありますが


またの機会のお楽しみに〜^ ^




猿猿猿猿猿猿猿猿猿猿