富士山。2018夏 | かいぜん日記

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いつか登ってみたい山、ある?

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「登山の日」なんてあるんですね。

知らなかった。

 

いつか登ってみたい山…

 

山登りを始めたころ、いつか家族で

富士山に登ってみたいと思っていました。

 

そして今年その願いが叶いました。

 

8月の連休に

富士登山に挑戦してきたのです。sei

 

須走ルートで登るプラン。

 

マイカー規制されているので

五合目まではバスで登ります。

 

須走口五合目は標高2000m。

すぐには登らずここで少し体を慣らしました。

 

 

須走ルートは緑の多い登山道です。

森林帯を満喫しながら登っていきます。

 

 

山小屋に着くたび休憩しながら登りました。

 

夫&息子には常に先に行ってもらい、

私は自分のペースで登らせてもらいました。

 

 

登り始める前から時々聞こえていた

ドーーン・・・という音は

雷だったようで驚きました。

下の方で聞こえているので、

初めは雷と思わなかった。

 

この日は天気はそれほど悪くなかったと思いますが、

途中、急にザーーっと降ってきて

慌ててレインウェアを着込む場面もありました。

 

そんなこんなで八合目の下江戸屋という山小屋に到着。

この山小屋に泊まります。(標高3,350m)

 

 

その昔、皇太子殿下も御宿泊されたとか…

 

 

この日は満員御礼でスペースもぎゅうぎゅうでした。

山小屋に泊まるのは初めてでしたが、

事前に色々調べていたのでまあこんなものなのかと。

 

着いたのは早い方だったので、身支度を整えたり荷物の整理をしてから

山小屋の外に出て写真を撮ったり。

 

息子が撮ってくれた影富士の写真がこちら。

富士山の影ができてるのが分かるでしょうか?

 

夕飯の時間まで仮眠を取ったり。

夫&息子は富士山の贅沢品「カップヌードル」を600円で購入。

私に内緒で(?)食べてました。

 

 

夕飯はカレー&ハンバーグの

ザ・山小屋メニュー。

 

食べ終わったら明日に備えてさっさと寝ます。

 

が、最後に到着した外国人の団体様。

上の段に寝るのだけど、はしごからドシンと降りたり、

そうとう賑やかでなかなか落ち着きませんでした。ムキー

 

夜も雷の音が下の方から聞こえてきたり、

なかなか熟睡とはいかなかったけれど

少しは眠れたと思います。

 

夜中12時くらいに起きて出発していく人も。早い。

 

私たちは2時くらいに起きて出発しました。

上の段の団体様も同じくらいの出発でした。

そしてまた賑やか。ガーン

 

 

出発してすぐに息が切れ、

次の山小屋に着いたときに

私は正直ここでリタイヤかなと思うほど

弱気になっていました。

 

「少し休んでみて登れそうだったら後から行くけど、

ここで御来光見るかも。」

 

と、夫&息子にカメラを託し

先に行ってもらいました。

 

5分くらい(だったのかな?)夜景を見て休んでいると、

汗が冷えてきて

あと3時間近くもここにひとりぼっちでいられるのかという

不安の方が大きくなってきたので、

 

外国人のグループの最後尾に勝手について

登っていくことにしました。

 

とにかく登山者の半分以上が外国人じゃないかというほど

外国人が多かったです。

そしてかなり軽装の人もいて驚きでした。

 

少し登っていくとだんだん渋滞し始め、

ゆっくりしか進めないので

このペースだったら登れそうかなと思えて

元気が出てきました。

 

9合目を過ぎ、もう前になかなか進まないので

御来光には間に合わないかもと思い始めたころ、

斜め前に見覚えのある服装発見。

 

夫&息子でした。

 

追いついた。

 

あーよかった。

追いつけると思ってなかったから

うれしかったよ。

 

登山者のヘッドライトとうっすら明るんできた空。

 

夜景がものすごくきれいだったのだけど、

写真には残せず。

 

ギリギリでしたが日の出前に頂上に辿り着き、

いよいよ御来光を拝みます。

 

 

 

頂上は真冬の寒さ。

 

とにかく風も強くて手がかじかむ。

 

山頂限定のピンバッチやらタオルを購入して、

ひと休みした後は…

 

お鉢巡りをする元気は残っておらず、

下山することに。

 

富士山の火口。迫力がありました。

 

 

富士山の下山をなめてはいけないということを、

私はこの後身をもって知ることとなるのでした。

 

下山ルートは砂走りといわれる

フカフカの砂の道を

足をすべらせるように降りていきます。

楽しいけれど、調子に乗っていると転んだり。

 

 

登山靴が合っていなかったのか、

この下山で右足の親指が痛くなってしまい…

 

後でみたら親指の爪の下が内出血していました。

痛みは無くなりましたが、青黒いのはいまだに治りません。

治るまで半年くらいかかるみたいです。

 

どうにか痛みをこらえて五合目まで帰ってこれたので、

ホッとしました。

 

五合目のお店で富士山ラムネで乾杯。

写真では分からないと思うけど、

このラムネ日本一大きいとか。

確かに飲みごたえありました。

 

 

初めての挑戦で登頂できて

本当にラッキーだったのかも知れません。

 

次の日、山頂の天気は台風並みの

大荒れだったようです。

 

とにかく登れてよかった。

私はもうこれが最後かなー

とも思う。

 

あの辛さを忘れちゃったら

また登りたいとか言うのだろうか。キョロキョロ

 

目標にしていた富士山に登ることが出来て、

いまはとても満足しています。